日本インストラクター技術協会

つぼ資格コラム01_ヘッド画像
つぼ押し士

指圧師になるには?必要な資格や仕事内容を解説

身体の疲労を軽減する手段として指圧を連想する方も多いかもしれません。また、ストレスの軽減を期待して指圧を利用する方もいるでしょう。

現在特有の疲労がたまりやすい生活環境において、指圧師の需要はますます高まってくることが予想されます。

指圧師とはどんなことをするのか、指圧師として活躍するために必要な資質とはどんなもののか、解説をしていきます。
指圧師になるには?必要な資格や仕事内容を解説

目次

指圧師とはどんなことをする仕事?

指圧とは、指で患者の体のツボに圧力をかけて疲労を取り除く作業のことです。指圧師とは、専門的な知識と技術をもって指圧を行っていく施術者のことを指します。

1-1現代特有の疲労

現代には、昔には少なかった疲労の蓄積の仕方が増してきている時代です。例えば、ビジネスマンはデスクワークの増加により、同じ姿勢を長時間継続してしまうことが問題となります。

肩こりや腰痛の原因として、デスクワークが起因するケースも少なくありません。特に姿勢の悪い状態で継続して仕事をすることで、身体に支障をきたすケースが増えてきています。

身体の不調を訴える人が指圧を求める需要は今後もますます増えてくることが予想されます。指圧師の重要性は今後も大きいでしょう。

2-1美容効果

また、指圧作業には美容効果が高まることも期待されます。指圧には、不眠を解消する効果も期待され、ダイエット効果のあるつぼも存在します。

適切な指圧作業を受けることで、不眠解消とダイエット効果により肌荒れを改善し美容効果につながります。

そのため、いつまでも美しくいたいと願う女性の方々にも指圧を望む方は多くみられます。

指圧師になるために必要な能力

指圧師を目指すために必要な能力には、どんなものがあるでしょうか。指圧師を目指すうえで注意するべきことは、マッサージ施術に関することです。

マッサージと名の付く施術をするためには、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を取得する必要があります。

指圧師に関連する資格は、「あん摩マッサージ指圧師」以外に民間資格がいくつかありますが、マッサージ施術には「あん摩マッサージ指圧師」が必須とされています。

しかし、国家資格がないからといっても、マッサージ関連の仕事に従事できないかといえばそうではありません。

例えば、利用者が「痛みを感じない程度」の強さの施術なら、国家資格がなくても対応可能とされています。

痛みを感じさせ、身体に異常をきたしてしまう可能性のある施術を施す場合には、「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格がないといけません。

例えば、もみほぐし、あるいはリラクゼーション施術といった名称で開業をするのなら、無資格でも問題はないこととなります。

もちろん、施術の名称はもみほぐしでも、マッサージの範疇の施術を行うと違反になってしまいます。

保有資格によって、できることとできないことがあることをしっかりと理解して、施術内容に明確な線引きをしておきましょう。

2-1新しい技術をどん欲に取り入れ

指圧師として活躍するうえで必要なことは、たくさんあります。技術的な面や知識の面はもちろんで、つぼの位置やそれぞれの効用をしっかりと理解する必要があります。

しかしそれだけでは、指圧師として評価されることは難しいでしょう。例えば、常に同じ施術にこだわっていては、新しい悩みを持つ患者に対応できなくなってきます。

最新の施術方法に関する意識を持ち、取り入れていく気概が欲しいところです。

これまでにはなかった新しい施術方法や知識を取り入れていき、あらゆる悩みを持つ患者に対応していける能力を身に着けていくことが求められます。

2-2店舗の雰囲気づくり

指圧の施術を行う上で、身体的な疲労を軽減したり、身体の調子を整えることは最も重要なことです。しかし、指圧施術はそれだけでなく精神的な改善も期待されている施術です。

「病は気から」という言葉もありますが、気持ちの面でリラックスできることで、身体的にも改善効果が見られるケースは多いです。

指圧の施術に、単に身体的な疲労回復以外にリラクゼーション効果を期待している患者も多くなってきています。

施術の心理的な面での効果を高めるためには、施術中の雰囲気作りも必要になってきます。

例えば整体院などで従事する場合、整体院の内装やインテリアに対する配慮もしておくべきです。

明るすぎる内装よりも、少し薄暗めのほうが患者はリラックスした気持ちでゆったりと施術が受けられます。

また、香りも重要な要素です。全くの無臭よりは、リラックス効果が期待されるアロマを施すなど、ひと手間かけるだけで施術全体の雰囲気がぐっと良くなります。

インテリアに対するこだわりを持つことで、施術効果も高まり、より効果的な施術を展開できるようになるでしょう。

2-3一人一人の患者に合った施術

人気の指圧師になる為には、ただ単に患者の希望通りの施術を施すだけではいけません。

患者一人一人がどんな悩みを持って施術を受けに来ているのか、よく考えて最も適切な対処をすることが求められます。

例えば、腰の痛みを訴えている患者に対して、ツボを刺激して症状を改善するというだけでは十分ではありません。

その患者の生活スタイルをよく聞いて、腰痛が発生する要因がどこになるのか、一緒に考えるという作業をしたいところです。

施術による対症療法的な対処だけではなく、生活習慣から改善するためのアドバイスをすることも重要な仕事の一つです。

症状も生活習慣も違う一人一人の状態を確認するためには、ヒアリングなど患者のことをしっかりと理解する時間が不可欠です。

患者の悩みを全て聞き、受け止めたうえで適切な対処法を考え出すきめ細かな対応が求められます。患者から信頼される人柄、真摯な姿勢が求められる仕事でもあります。

指圧師のこなす仕事と活躍する職場

指圧師のこなす仕事と活躍する職場

指圧師としてこなす仕事、及び活躍する職場や環境にはどんなものがあるでしょうか。指圧の専門家として従事するだけでが活躍の場所ではありません。

あるメインの仕事をしながら補助的にリラクゼーション施術を実施するなどの活用をしている方も少なくありません。

指圧師として活躍する主な環境を以下に4種類紹介していきます。

・整体院
・美容セラピスト
・スポーツトレーナー
・カルチャースクール講師

3-1整体院

指圧師がメインで活躍する場所といえば、整体院です。マッサージ専門店で営業を行うためには、国家資格が必要になります。

国家資格を持っていない方は、整体院やリラクゼーション専門院など、異なる施設で従事しないと法令に抵触してしまいます。

整体院で実施する施術の内容は、場所により違いがあります。ツボを適度に刺激する施術も広く実施されているので、指圧師としての能力と技術は広く活用できます。

整体そのものに関する能力も合わせて持つことにより、幅広い施術に対応できて、人気の整体師になれるかもしれません。

国家資格保有者に比べると施術可能な範囲は限定されてしまいます。指圧だけではなく関連する能力も併せ持っておくことで「浅く広く」施術できるというのが強みになるケースもあるでしょう。

3-2美容セラピスト

指圧師としての能力を活かし、美容セラピストを目指す道もあります。美容関係のサロンに従事し、施術師として活躍する人も少なくありません。

指圧の施術は美容にも高い効果があるとされています。ダイエットや便秘改善効果、美肌効果も期待できるので、体の中からきれいになるために最適な施術ができます。

ビューティー系のサロンでは、レーザー照射によるシミの除去など、物理的で対症療法的な施術をメインにしているところも少なくありません。

しかし、より健康的で自然な美容効果の追求をするのなら、指圧師のような体内からきれいになれる手法は大変重宝します。

美容に対する関心の高まりは、今後も継続することが予想されます。美容系のサロンにおける指圧師への需要も、今後十分期待できるでしょう。

3-3スポーツトレーナー

プロスポーツ選手やスポーツジムに従事しているトレーナーの方が指圧師の技術を持っているケースも多いです。

スポーツトレーナーは、サポートをする選手やジム利用者のトレーニングメニューを考えたり、正しい身体の動かし方の指導をしたりする立場です。

トレーナーとしての仕事に合わせて、サポートする選手などの疲労回復を図るため、指圧の施術を提供するのは大変効率の良いことです。マッサージによるリラクゼーション効果も期待できます。

選手などのサポートを全面的に行いたいと考える場合、トレーナーの方が指圧の能力を持つことは大変おすすめできます。さらに食からのサポートができると万全の体制で支援が可能です。

3-4カルチャースクール講師など

指圧師の知識と経験を活かして、カルチャースクールの講師になる道も考えられます。カルチャースクールにおいて日常的にできる指圧のやり方を教えます。

自身の身体にも実施できるような箇所の指圧技術もたくさんあります。また、家族に対して指圧施術をしたいと思っている方は多いです。指圧に関するカルチャースクール講義は一定の需要が見込まれます。

また、将来指圧師を目指す方々に講師として指導をするケースも考えられます。プロの指圧師として活躍したいと考える方々に対し、実体験を活かした指導ができます。

さらに、指圧師としてキャリアを積み、講師としても一定の成果を上げたら、執筆活動をして書籍を出版する道も開けるかもしれません。

マッサージに関する需要は今後も十分に見込めるので、可能性は大いに広がっています。

指圧師に向いている人

指圧師に向いている人

指圧師に向いている人とはどんな人のことを指すでしょうか。施術の能力だけでなく、他にも備えておきたい資質がたくさんあります。

指圧師に向いている人の性質について、代表的な項目を以下に4種類紹介します。

・体力・筋力
・コミュニケーション能力
・癒しの提供を行える人
・心の触れ合いを大事にして誰とでも公平に接する

4-1体力・筋力

指圧師として仕事に従事するということは、一日中患者の身体に触れ、マッサージなどを行うことになります。マッサージ施術には一定の力が必要なので、筋力は欠かせません。

特に、指圧をする際に利用する指の力は大変重要です。繰り返し施術をしても耐えられるよう、指は強くないと務まりません。

また、一日中施術にあたるための体力も必須です。健康でないと施術に携われず、多くの患者に施術を行うための持久力も不可欠です。

4-2コミュニケーション能力

指圧によるマッサージ処置は、単に施術内容が充実していればよいというものではありません。身体的な疲労回復などに加え、精神的なリラックス効果も重要な要素です。

そのためには、患者としっかりとコミュニケーションをとることが重要になります。患者の気持ちを汲み、日常的な会話などをして意思疎通を図ります。

信頼のおける相手からの施術は、心身ともにリラックス効果が高まります。一人一人の患者の性格や好み、悩みなどを共有し人としてのコミュニケーションをしっかりと取っていくことで施術効果も高まっていきます。

4-3癒しの提供を行える人

指圧師には、施術による健康効果だけでなく、セラピストとしての役割も期待されます。セラピストとは、身体と心の両面に対して癒しを提供する専門家です。

患者の悩みを全面的に受け入れて、信頼感を与えることが第一です。そのうえで、適切な施術を展開すると効果が高まります。

また、施術を行う場所へのこだわりも必要です。癒し効果が高まる空間作りから取り組むことが重要です。アロマの知識があるとなお効果的でしょう。

4-4心の触れ合いを大事にして誰とでも公平に接する

指圧師として従事するようになると、様々なタイプの人と触れ合うことになります。

人間なので、誰しも得手不得手や好みがあります。中には苦手なタイプの方と接する機会も増えてくるかもしれません。

そんな場合でも、嫌な様子を見せるわけにはいきません。人によって接する態度を変えていては、信頼される施術者にはなれません。

苦手なタイプの人にも他の人と同じように接して、心から通い合える関係を築いていかないといけません。

どんな人ともしっかりと心を通わせる包容力は、たくさんの人と触れ合うことで養われます。普段からたくさんの方と友好を深め、コミュニケーション能力を高めておきましょう。

指圧師の代表的な資格

指圧師に関連する資格にはどんなものがあるでしょうか。国家資格と民間資格が存在するので、目指す目標によって取得する資格を決める必要があります。

指圧師に関連する資格のうち、代表的なものを以下に4種類紹介します。

・つぼ押し士
・つぼトレーナー
・あん摩マッサージ指圧師
・はり師、きゅう師

5-1つぼ押し士

つぼ押し士は、日本インストラクター技術協会が主催する民間の資格です。全身のツボの位置を正確に理解し、適切な施術を行っていける技術と知識が身につく資格です。

身体の中のツボの位置およびその見つけ方、ツボごとの効用を理解し、実際の施術に活かしていけます。

受験資格は何もないので、1万円の受験料を支払うことで、だれでも受験が可能です。インターネットから申し込みをして在宅試験の形式になります。

5-2つぼトレーナー

つぼトレーナーは、日本生活環境支援協会が主催する民間資格です。ツボに関する基本的な知識と技術が身につく資格で、ツボを活かした施術ができるようになります。

ツボと健康効果の関係、ツボ施術の歴史などに加え、肌荒れのメカニズムや効率的なダイエット方法など、広範囲の学習をすることになります。

つぼトレーナーは試験を受験し70%以上の正答を得ることで取得可能です。

受験資格は何もなく、1万円の受験料を支払えばだれでも受験が可能です。インターネットで申し込みをして在宅での受験となります。

5-3あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師は、国家資格になります。本格的なマッサージや指圧をする施術者になるために必須の資格です。

あん摩マッサージ指圧師の資格取得のためには、高等学校卒業後、所定の学校や養成所で3年以上の学習をして試験に受験する資格を獲得したうえで試験に合格する必要があります。

学習をする学校や養成所はあまり多くないので、試験よりもその学校などに入学すること自体が狭き門となっており取得は難しいです。

5-4はり師、きゅう師

はり師及びきゅう師も国家資格にあたります。はりによる施術やお灸を使った施術をする際に必須の資格です。

はり師、きゅう師の資格試験に受験するためには、高等学校卒業後、所定の学校や養成所で3年以上の学習をする必要があります。そのあと試験を受けて合格することで資格が取得できます。

どの資格がおすすめか

以上のうち、取得を目指すのにおすすめの資格はどれになるでしょうか。取得のしやすさや実務での活用のしやすさなどから、つぼ押し士資格をおすすめします。

受験資格はなく、費用も安く済み、実際の現場で利用できる知識と技術をしっかりと身に付けられます。

つぼ押し士
https://www.jpinstructor.org/shikaku/tsubo/

おすすめ資格講座

つぼ押し士の資格を取得するには、市販の教材などを独学で学ぶ方法が一般的です。

しかし、もっと効率的に資格取得を達成したい場合は、専門の通信講座を利用する方法があります。

特におすすめできる資格取得用専門講座を以下に2種類紹介します。

・つぼトレーナーW資格取得講座(諒設計アーキテクトラーニング)
・つぼ資格取得講座(SARAスクールジャパン)

7-1つぼトレーナーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

つぼトレーナーW資格取得講座は、たくさんの資格用講座を提供する諒設計アーキテクトラーニングの商品です。

つぼ押し士とつぼトレーナーの2つの資格を同時に取得することを目指す口座になります。

一般的な学習スタイルではおよそ6か月、集中してこなすことで最短2か月での講座履修を終えることが可能です。

<講座の種類>

講座種類 受講料 特徴
通常講座 59,800円(税込)
スペシャル講座 79,800円(税込) 卒業と同時に無試験で資格取得となる

講座の種類は2種類ありますが、スムーズに資格取得を目指すならスペシャル資格の利用がおすすめです。

通常講座よりも費用は2万円高いのですが、卒業すると同時に無試験で2つの資格が得られます。試験は1資格当たり1万円の受験料が必要なので、トータルの費用負担は同じになります。

つぼトレーナー資格取得講座
諒設計アーキテクトラーニング
つぼトレーナーW資格取得講座

7-2つぼ資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンが提供するつぼ資格取得講座でも、つぼ押し士とつぼトレーナーの2つの資格取得が目指せます。

初心者でも学習しやすい内容構成になっていて、取り組みやすいです。6か月で十分にこなせる内容で、集中して取り組めば最短2か月での卒業が可能です。

<講座の種類>

講座種類 受講料 特徴
基本コース 59,800円(税込)
プラチナコース 79,800円(税込) 卒業と同時に無試験で資格取得となる

講座の種類は2種類あります。プラチナコースの方が基本コースよりも費用が2万円高いです。

しかし、プラチナコースなら卒業すると同時に無試験で2つの資格が自動で得られます。試験受験には1資格当たり1万円の受験費用が掛かるため、費用面では両者に違いはありません。

スムーズに資格取得を目指すならプラチナコースがおすすめです。

つぼ資格取得講座
SARAスクールジャパン
つぼ資格取得講座