日本インストラクター技術協会

ネイルアーティスト

【ネイリスト資格6選!】効率的に取得する勉強方法も解説

知識やスキルを証明してくれる「ネイリスト資格」は、ネイリストとして活躍していくため取得しておいて損はありません。
しかし「どのような資格があって、取得するとそれぞれどう役立つのかわからない」とお悩みの方も多いはずです。

この記事では、ネイリスト資格を6種類厳選し、詳しくご紹介します。
あわせて、ネイリスト資格を取得するために活用できるおすすめの勉強方法も5種類解説します。

ぜひこの記事を最後までご覧になり、ネイリスト資格の取得にお役立てください。
【ネイリスト資格6選!】効率的に取得する勉強方法も解説

目次

ネイリスト資格を取得するメリット

ネイリスト資格は、ネイリストとして働くのに必須ではありません。
なかには「無資格者・未経験者歓迎」とするネイルサロンの求人もあり、資格がなくてもネイルに関わる仕事はできます。

しかしネイリスト資格の取得には、多くのメリットがあります。
ネイリスト資格がどう役立つか、3つの例をご紹介しますのでそれぞれチェックしておきましょう。

1-1給料アップが狙える

ネイリスト資格を取得することで、資格手当による給料アップを期待できる場合があります。
毎月のお給料が増えれば、仕事のモチベーションアップにもなるはずです。
また資格手当で増えたお給料で、新たなネイリスト資格の勉強をはじめるのもよいでしょう。

さらにこれから就職先を探す方も、ネイリスト資格があればよりよい待遇での雇用が期待できます。
「家計のため、よりよい待遇で雇用してくれるネイルサロンを探したい」とお思いの方は、事前にネイリスト資格を取得しておくことをおすすめします。

1-2就職・転職・独立に役立つ

ネイリスト資格は、スキルや知識のレベルに応じて初級・中級・上級などに分かれていることも多いです。
そのため、自身のレベルを把握・可視化するのに役立つでしょう。
現在のレベルを確認し、より高いランクを目指してスキルを磨くことで、仕事に対するモチベーションもいっそう高められるはずです。

またネイリスト資格があれば、以下のメリットも得られます。

<ネイリスト資格を取得して得られるメリット>
* 資格取得者限定の求人に応募できる
* ネイルサロンのほか、エステサロン・美容室や、ブライダル業界でも働ける
* 独立し、ネイルサロンの開業ができる
* カルチャースクールで講師活動ができる

このようにネイリスト資格を取得することで、仕事の幅がぐっと広がります。
「より幅広く仕事をしたい」「スキルをさらに磨きたい」と思われる方は、取得しておくべき資格といえるでしょう。

1-3お客さまの満足度を上げられる

ネイリスト資格を取得すれば、お客さまの満足度を上げられます。
「専門知識・技術を身につけたネイリスト資格取得者」と「専門知識・技術のない人」では当然、ネイルの仕上がりに差がでるためです。
くわえて、専門知識・技術がなく自信が持てない方の場合、施術中に不安や緊張がお客さまに伝わってしまうこともあるでしょう。

「お店に来てくれたお客さまには、リラックスして施術を受けてもらいたい」
「満足してもらえる仕上がりにしたい」
そのような場合は資格取得で自信をつけ、より自然体で施術に臨めるよう準備しておくのがおすすめです。

また資格試験をクリアしてしっかりした施術スキルを身につけた方は、お客さまからの指名も獲得しやすくなります。
指名してくれる「ファン」を増やせれば、後々独立・開業も狙いやすくなるでしょう。
「お客さまに満足してもらいたい方」「今後独立・開業を視野に入れている方」は、ネイリスト資格を取得しておくべきといえます。

ネイリスト資格6選!

ネイリストとしての活躍に大いに役立つネイリスト資格ですが、多くの種類があります。
そのなかから、主なネイリスト資格を6種類ご紹介します。
どの資格を取得しておくのがよさそうかチェックしてみてください。

2-1ネイルアーティスト

「ネイルアーティスト」は、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定するネイリスト資格です。
資格の概要と、問われる知識を確認していきましょう。

資格の概要・問われる知識

ネイルアーティスト資格で問われるのは、爪に関する基本知識からネイルケア・リペアなど、多岐にわたります。
具体的に挙げると、資格取得には以下の知識が必要です。

<ネイルアーティスト資格で問われる知識>
* 爪・人体・皮膚の構造
* 感染と免疫
* 皮膚や爪の異常と病気
* 消毒と衛生管理
* ネイリストの道具
* 修正と補強の道具
* ネイルアートの道具
* 化粧品学
など

資格取得のために学ぶことで、ネイルに関連する幅広い知識を実用的なレベルで習得できます。

受験資格・費用など

ネイルアーティスト資格には受験資格の制限がなく、どなたでもチャレンジできます。
またインターネット申し込みや在宅受験が可能なため、忙しい方・働きながら他業種からの転職を考えている方なども、チャレンジしやすいネイリスト資格といえるでしょう。

受験料は税込み1万円で、試験で70%以上の評価がつけば合格となります。
より詳しくチェックしたい方は、下記のページをご確認ください。

詳しくはこちら:ネイルアーティスト

2-2ネイルデザイナー認定試験

「ネイルデザイナー認定試験」は、日本デザインプランナー協会(JDP)が認定するネイリスト資格です。
資格を取得すれば、各種サロンで活躍できるのはもちろん、自宅やカルチャースクールで講師活動もできるようになります。
概要を詳しくみていきましょう。

資格の概要・問われる知識

ネイルデザイナー認定試験で求められる知識・技術として、主に以下のものが挙げられます。

<ネイルデザイナー認定試験で求められる知識・技術>
* 爪や皮膚をはじめとした人体の構造についての知識
* 感染と免疫についての知識
* 爪の病気や衛生管理についての知識
* ネイルアート&色彩論理の知識
* ネイルアート・イクステンション・リペアなどの技術

資格取得に向けて学ぶ中で、ネイル技術を体系的に理解できるでしょう。

受験資格・費用など

ネイルデザイナー認定試験は、受験に制限を設けていません。
すでにご紹介した「ネイルアーティスト」と同様、ビギナーでもチャレンジしやすい資格といえるでしょう。

またインターネット申し込み・在宅受験可能など、忙しい方も試験を受けやすいのも嬉しいポイントです。
受験料は税込み1万円で、認定試験において70%以上の評価がつけば合格となります。

より詳しく知りたい方はこちら:ネイルデザイナー認定試験

2-3ネイリスト技能検定試験

「ネイリスト技能検定試験」は、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が認証する資格です。
この検定試験は、国際的に通用するネイリストの育成を目指すJNECにより、正しい技術と知識の向上を目的に開催されています。

資格の概要・問われる知識

ネイリスト技能検定試験は、1級・2級・3級に分かれています。
各級で問われる主な知識・技術は、以下のとおりです。

<ネイリスト技能検定試験で問われる内容>
* 1級…トップレベルのネイリストとして求められる、総合的な技術・知識
* 2級…サロンワークで通用するネイルケア・リペア・チップ&ラップ・アートに関する技術や知識
* 3級…ネイリストベーシックのマスター。ネイルケアやネイルアートに関する基本的な技術・知識

各級それぞれで、実技試験と筆記試験が設けられています。
資格の認定の際にきちんと技術が確認されるため、「知識はあるものの、技術力も備わっているか自信がない」などの事態を防げるはずです。

受験資格・費用など

ネイリスト技能検定試験の受験資格は、級により異なります。
3級は、義務教育を修了した方であれば受験できます。
しかし2級は3級取得者、1級は2級取得者でなければチャレンジできないステップアップ方式であり、飛び級できない点に注意しましょう。

ネイリスト技能検定試験の受験料は、それぞれ以下の通りです。

費用(税込)
1級 1万2,500円
2級 9,800円
3級 6,800円

より詳しく知りたい方はこちら:ネイリスト技能検定試験

2-4JNAジェルネイル技能検定試験

「JNAジェルネイル技能検定試験」は、お客さまが安心して施術を受けられる、健全なジェルネイルの普及を目的とした試験です。
NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が認定しており、全国で10万人以上がこの資格を取得しています。
ジェルネイルのプロフェッショナルを目指したい方は、この資格を詳しくチェックしておきましょう。

資格の概要・問われる知識

JNAジェルネイル技能検定試験は、初級・中級・上級の3ランクに分けられています。
問われる知識は、それぞれ以下の通りです。

<JNAジェルネイル技能検定試験で問われる知識>
* 初級…ネイルケアのベーシックマスターと、ジェルネイルを施術するために必要な基礎知識・技術
* 中級…ネイルケア・ジェルネイルを施術する際に、プロフェッショナルとして必要な専門知識・技術
* 上級…ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる、総合的な知識・技術

初級・中級は筆記試験と実技試験の両方が、上級では実技試験のみが設けられています。

受験資格・費用など

JNAジェルネイル技能検定試験における受験資格は、初級のみ「義務教育を修了している方」としています。
中級は初級合格者のみ、上級は中級合格者のみが受験できるステップアップ方式であり、飛び級はできません。

受験料は、各級以下の通りです。

費用(税込)
初級 9,900円
中級 1万3,200円
上級 1万6,500円

試験の申し込みはインターネットからのみ受け付けていますので、受験を検討している方は下記のページをチェックしておきましょう。

より詳しく知りたい方はこちら:JNAジェルネイル技能検定試験

2-5I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験

「I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験」は、NPO法人インターナショナルネイルアソシエーション(I-NAIL-A)が認定する資格です。
このネイリスト資格は、ネイルに携わるスペシャリストとして必要な正しい知識・技術の習得を目的として実施されています。
問われる知識や受験資格を、詳しくチェックしていきましょう。

資格の概要・問われる知識

I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験は、A級・SA級・PA/AA/AAA級に分かれています。
各級で問われる知識は、以下の通りです。

筆記試験(学科試験) 実技試験
A級 ネイルの衛生学
人体のしくみ
ネイルとその異常
マニキュアリストの化学
ネイル概論
ネイルの技術
テーブルセッティング・ネイルケア・カラーリング
SA級 テーブルセッティング・ネイルケア・アーティフィシャルネイル・カラーリング
PA/AA/AAA級 テーブルセッティング・ネイルケア・アーティフィシャルネイル(前半・後半)・カラーリング

筆記試験(学科試験)はどの級も、80点以上の評価の獲得で合格となります。
一方実技試験は、以下のとおり分かれています。

<I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験(実技試験)の合格ライン>
* A級・SA級…80点以上
* PA/AA/AAA級…60点以上でPA級認定、70点以上でAA級認定、80点以上でAAA級認定

受験資格・費用など

I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験は、いずれの級も義務教育を修了していればチャレンジ可能です。
しかし義務教育を終えていない方も、保護者の承諾書を提出すれば試験に臨めます。

I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験の受験料は以下のとおりで、級ごとに異なるため注意しましょう。

<I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験の受験料>
* A級…税込み1万1,000円
* SA級…税込み1万3,200円
* PA/AA/AAA級…税込み1万6,500円

この資格への受験申し込みは、インターネット・郵送どちらででもできます。
飛び級受験もできますので、自信のある方はSA級やPA/AA/AAA級の受験も視野に入れておいてよいかもしれません。
I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験について、より詳しく知りたい方は下記のページをチェックしておきましょう。

より詳しく知りたい方はこちら:I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験

2-6I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験

「I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験」は、NPO法人インターナショナルネイルアソシエーション(I-NAIL-A)が認定するネイリスト資格です。
ジェルネイルの正しい知識・技術の習得を目的としており、サロンワークで役立つ技能が身についているかをチェックします。

資格の概要・問われる知識

I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験は、3級・2級・1級に分かれて試験がおこなわれます。
そのうち3級は筆記試験(学科試験)と実技試験、2級・1級は実技試験のみの実施です。

筆記試験では、「ネイルをおこなうために必要な消毒衛生」「爪や皮膚を含む、人体のしくみと病気」「技術(テクニック)に関する知識」が問われます。
実技試験では以下の技術がチェックされ、80点以上の評価を得られれば合格となります。

内容
3級 ネイルケア・プレパレーション・コーティング(クリア)・カラーコーティング
2級 ネイルケア・プレパレーション・チップオーバーレイ・カラーコーティング
1級 ネイルケア・プレパレーション・スカルプチュア・カラーコーティング

受験資格・費用など

I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験は、義務教育を修了していればチャレンジできます。
義務教育中の方も、保護者の承諾書を提出すれば受験可能です。
ただしこちらの検定試験はステップアップ方式であり、「技術力に自信があるから」と飛び級はできない点に注意しましょう。

受験料は、各級税込み1万1,000円です。
詳しく知りたい方は、下記のページもあわせてチェックしておきましょう。

より詳しく知りたい方はこちら:I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験

ネイリスト資格を取得する方法

ネイリスト資格を取得する方法

ネイリスト資格を取得する際、「どのように学べばよいのだろう」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、ネイリスト資格を取得する主な方法を5種類ご紹介します。
資格により選べる勉強方法が異なりますので、それぞれチェックしておきましょう。

3-1専門学校に通う

講師から直接学びたい方は、美容専門学校に通うのがおすすめです。
勉強時間や内容などが決まっているため、「独学だとつい怠けてしまう」のが心配な場合にもぴったりです。

ただし美容専門学校では、美容に関して総合的に学ぶため、ネイルだけ学びたい場合には向きません。
また資格取得までに2〜3年以上かかる場合もあり、「スピーディに資格取得して、すぐ働きはじめたい!」などの場合にも向かないでしょう。
さらに通学費用としてまとまったお金も必要になるでしょう。

3-2ネイルスクールに通う

ネイルスクールとは、その名の通りネイルに特化した学校をいいます。
美容専門学校とは異なり、ネイルの知識だけを集中して学べるのが、もっとも大きなメリットです。
また「ネイリストとしてのプロフェッショナルに直接学べる」「専門学校よりもコストがおさえられる」などの点も、大きな魅力といえるでしょう。

3-3ネイルサロンで働く

ネイルサロンで働きながら学ぶのも、おすすめの学習方法です。
プロの施術風景を見たり実際に薬剤を扱ったりして、ネイルサロンの空気感に触れながら実践的に学べます。
また働く中で、資格取得に必要な費用を稼げるのも大きなメリットといえるでしょう。

さらに独学だけでは決して習得できない、アシスタント業務や接客業務のコツ・施術の流れなども学べるため、即戦力としてのネイリストデビューが狙えるのも魅力です。

3-4書籍で独学する

コストをおさえたい方は、試験を実施している団体が出版している公式テキストや、書籍・動画で学ぶのもよいでしょう。
今回ご紹介した資格のうち以下のものは公式テキストや参考書籍が出版されているため、独学も選べます。

<公式テキストが出版されているネイリスト資格>
* ネイリスト技能検定試験
* JNAジェルネイル技能検定試験
* I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験
* I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験

ただし、専門学校やネイルスクールと比較するとコストをおさえやすいものの、書籍代のほかに道具代もかかる点に注意しましょう。

3-5通信講座で学ぶ

「ネイルアーティスト」や「ネイルデザイナー」など、公式テキストのないネイリスト資格を取得する場合は、通信講座を活用するのもおすすめです。
通信講座なら、自身のペースでじっくり学べます。

さまざまな通信講座がありますが、ネイリスト資格を取得するなら「SARA school JAPAN」や「諒設計アーキテクトラーニング」がおすすめです。
上記の通信講座では、「ネイルアーティスト」と「ネイルデザイナー」を同時に取得できるうえ、試験が免除されるコースもあります。

「確実・スピーディにネイリスト資格を取得したい」と考えている方は、ぜひ下記のページをチェックしてみてください。

詳しく知りたい方はこちら:SARA school JAPAN諒設計アーキテクトラーニング

まとめ

ネイリスト資格を取得すると、「給料アップにつながる」「就職・転職に役立つ」「お客さまの満足度を上げられる」など、さまざまなメリットがあります。
「ネイルアーティスト」や「ネイルデザイナー」をはじめとしてさまざまな資格がありますので、将来のビジョンやスキルアップに適しているものを取得してください。

着実にネイリスト資格を取得し、ファンが多くつく素敵なネイリストになりましょう。