日本インストラクター技術協会

ローズソムリエ

【バラ資格・講座4選】バラを育てるのに役立つ園芸資格を解説!

バラをきれいに咲かせる技術を効率的に学ぶ方法としてバラ資格がおすすめです。
バラ資格を取得すれば、バラを楽しみながら生活を送れるだけでなく、園芸関係の仕事でも役立てられます。

この記事では、バラを上手に育て、仕事にも活かせるおすすめ園芸資格・講座をご紹介します。
バラを育ててみたい方はもちろん、今育てているバラをもっときれいに咲かせたい方も、ぜひご覧ください。
【バラ資格・講座4選】バラを育てるのに役立つ園芸資格を解説!

目次

バラ資格とは

バラ資格は、園芸の知識や技術を学べる資格のうち、バラに特化した資格です。
取得できれば、バラを種類ごとに見分ける力や、バラを育てる技術を身につけられます。

バラ資格は公的資格と民間資格のみで、国家資格はありません。
バラを含めた植物を扱う園芸関係の資格には国家資格があるため、就職などを有利に進めたい場合は、バラ資格とあわせて園芸関係の国家資格を取得した方がよいでしょう。

バラ資格の活かし方

バラ資格は、さまざまな方法で活かせます。
主な活用方法を3つご紹介します。

2-1庭やベランダでバラを育てて楽しむ

バラ資格でバラの育て方を学べば、家の庭やベランダで好きなバラを育てて楽しめるようになります。
バラは品種ごとに特徴があり、花の色や形だけでなく、育て方も違うため、種類を見極めて育てるのはとても大変です。
バラ資格を取得すれば、それぞれの環境に合わせたバラを選べるようになります。

現在バラをはじめとした花を育てている方はもちろん、初めて園芸に挑戦する方でも、資格で得た知識を活用して丁寧に育てれば、きれいなバラを長く楽しめるように咲かせられるでしょう。

2-2バラや花関係のコンテストなどに出品する

自分で育てたバラを花や庭などの園芸コンテストに出品するのも、すてきな楽しみ方です。
コンテストの内容は、花をどれだけきれいに咲かせるかを競うものや、テーマに合わせて庭や花壇を作り、出来栄えを競うものなど、コンテストごとに異なります。
バラを扱うコンテストの中には、全国・世界規模で開催される大きな大会もあり、さまざまです。

コンテストで注目されれば、園芸関係の仕事や活動につながる可能性もあります。
活躍のチャンスが得られなくても、自分が育てたバラを多くの人に見て、ほめてもらえるのはとてもうれしいことです。
コンテスト出品を目指してバラ資格に挑戦するのも、資格を使った楽しみ方といえます。

2-3園芸関係の仕事に就職する

バラ資格の知識や技術は、趣味の領域に限らず、園芸関係の仕事でも役立ちます。
バラ資格ではバラの育成をとおして園芸の知識や技術が手に入るため、園芸用品を扱う花屋・園芸店・ホームセンターなどでも活かせるでしょう。

バラ資格が直接就職やキャリアアップに役立っているわけではありませんが、これも資格の活かし方もひとつです。
もし、就職を主とした目的での資格取得を考えている場合は、バラ資格に加えて園芸系の国家資格取得をおすすめします。

複数の園芸資格を取得すれば、自分の技術を採用試験で強くアピールできるでしょう。
就職や転職・キャリアアップを目的として資格取得を目指す際は、複数取得も検討してください。

おすすめバラ資格・講座4選

次は、現在取得できるバラ資格の中から、おすすめの資格を4つご紹介します。
自分が取得するならどれがよいか、考えながらご覧ください。

3-1ローズソムリエ(バラ資格)

資格概要
認定協会 日本インストラクター技術協会(JIA)
受験資格 特になし
受験料 1万円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
受験日程 毎年偶数月の20〜25日
(受験申込期間は受験月の前月)
資格試験概要 バラの基本情報/バラの歴史(海外)/バラの歴史(日本)/オールドローズとモダンローズ/バラの花ことば/象徴としてのバラ/バラの品種/バラの色/バラの花弁の形/日本原産のバラ/バラの歴史上重要な品種など

バラの育て方に関する基礎知識があることが証明される資格です。
バラの品種からバラ栽培に必要な道具と方法、育てたバラの再利用法などが学べます。
バラを育てたことがない方でも、バラを栽培できる力が身につきます。

受験日をある程度調節できるうえに、在宅で受験できるため、初めて資格試験に挑戦する方や、受験日の調節が難しい方におすすめの資格といえるでしょう。

3-2バラ鑑定士

資格概要
認定協会 日本生活環境支援協会(JLESA)
受験資格 特になし
受験料 1万円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
受験日程 毎年偶数月の20〜25日
(受験申込期間は受験月の前月)
資格試験概要 バラの基礎知識/バラの歴史/花言葉/品種/バラの色/バラ科の植物/珍しいバラ/バラの香りの種類/バラの効能/食用バラの食べ方/バラを使った染色/バラのアレンジ方法/バラの選び方/鉢植え・地植えのメリットとデメリット/バラ栽培の基本/バラの栽培法/バラの暑さ・寒さ対策/ローズヒップの成分と効能など

バラ栽培の基本が学べる資格です。
「バラ鑑定士」は「ローズソムリエ」と似ている資格ですが、バラ自体やバラの実であるローズヒップの効能などを学べます。
得られる内容に細かな違いがあるため、資格を選ぶときや申し込みの際は注意してください。

「バラ鑑定士」も、受験日の調節ができ、自宅で受験できる試験です。
「ローズソムリエ」と同時受験もできるため、両方取得すればバラへの理解をより深められます。
余裕があれば、ふたつの資格を同時に取得するのもよいでしょう。

3-3公益財団法人 日本ばら会認定資格

資格概要
認定協会 公益財団法人 日本ばら会
受験資格 ・インストラクター:指定された講義をすべて受講する
・上級指導員:旧指導員およびインストラクター資格取得後、2年以上バラの植栽・普及活動を経験したもの
・認定講師:上級指導員資格取得後、3年以上バラの植栽・普及活動を行ったもの
受験料 ・インストラクター・会員:1万円
 非会員:1万5,000円
 資格認定料2万円
・上級指導員・会員:1万円
 非会員:1万5,000円
 資格認定料:4万円
・認定講師・会員:1万円
 非会員:1万5,000円
 資格認定料:4万5,000円
(ただし、理事会にて審査員に認定された場合は4万5,000円が加算される)
※税込・税別の記載なし
受験申請 公式ホームページまたはFAXで申し込み
受験方法 学科試験
(認定講師は学科以外の試験あり)
合格基準 インストラクター:60%以上取得者
上級指導員:65%以上取得者
認定講師:学科試験は70%以上取得者
受験日程 公式ホームページより発表
資格試験概要 <受験条件である資格認定講座の内容>
バラの世界/バラが喜ぶ土づくり/季節の手入れの実際(6月〜7月)/バラへのプロローグ/バラの生物学上の位置/バラの香り・香りのバラについて/品種選び/日照と風通し/ベランダ栽培/季節の手入れの実際(8月〜9月)/バラの花の構造/世界バラ会連合/病害虫対策/よくあるQ&A/季節の手入れの実際(10月〜11月)/バラ論争/殿堂入りのバラたち/世界優秀庭園/季節の手入れの実際(12月〜2月)/植物ホルモンについて/バラの癌腫病について/日本の土の特徴と肥料など

バラの栽培を中心に、バラにまつわる知識と技術が手に入る公的資格です。
上位級まで挑戦すれば、バラ栽培の本格的な知識を身につけられます。
受験には、指定の講座受講が必須である点に注意してください。

認定協会は資格試験だけでなく、バラのコンテストやここでしか手に入らないバラ苗の販売など、さまざまな活動を行っています。
会員になれば、非会員よりも安い受験料で試験に挑戦することも可能です。
お得に試験を受けたいなら、会員登録をしてからの受験をおすすめします。

3-4ローズコンシェルジュ

資格概要
認定協会 一般財団法人 日本園芸協会
受験資格 協会指定の通信講座受講
受験料 一括払い:6万8,200円(税込)
分割払い・15回払い例:4,730円(税込)×15回・合計7万950円
受験申請 協会指定の通信講座申込
受験方法 指定の通信講座での課題提出
合格基準 指定の通信講座を修了後、レポート提出
受験日程
資格試験概要 バラの誕生/モダンローズ(現代バラ)の誕生/世界のバラ事情/バラの植物学/バラを育てる/バラの仕立て方と剪定/病害虫防除/鉢植えのバラ/月別年間の手入れ/殖やし方と育種/ローズガーデンのデザイン/庭もバラも引き立つ演出法/デザインに合わせたバラと植物の選び方/ローズガーデンレポート/地域別バラ事情/無農薬栽培でバラを育てる/生花とドライフラワーのアレンジ/プリザーブドフラワーのアレンジ/バラで美しく/バラを味わう/プリザーブドフラワーの作り方

バラを育てる知識や技術に加え、バラを使った庭づくりが学べます。
バラ栽培の知識だけでなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワー・バラの食べ方など、さまざまな楽しみ方が身につきます。
バラを使った毎日を彩る力を体得できるでしょう。

資格取得には指定の通信講座を修了後、認定レポートを提出する必要があります。
試験を受けずに取得できるため、資格試験が苦手な方でも取り組みやすい資格です。

バラを育てるのに役立つ園芸資格

次は、バラを育てるのに役立つ園芸資格をご紹介します。
これらの資格はバラに特化した資格ではありませんが、バラ栽培にも十分役立つ資格です。
国家資格も含まれているため、趣味でバラ栽培を楽しむ方だけでなく、就職に向けて園芸系の資格取得を検討している方にも役立ちます。
バラ資格とあわせてご覧ください。

4-1造園技能士

資格概要
認定協会 厚生労働省
検定試験実施団体:中央職業能力開発協会(JAVADA)
受験資格 3級:特になし
2級:実務経験2年以上または3級合格者
1級:7年以上の実務経験または2級合格後2年以上・3級合格後4年以上の実務経験を積んだもの
(学歴により必要な実務経験が不問または異なる)
受験料 学科試験:3,100円(税込)
実技試験:1万8,200円(税込)
(都道府県により異なる場合あり)
受験申請 都道府県により異なる
(管轄の都道府県職業能力開発協会へ要問い合わせ)
受験方法 筆記・実技試験
合格基準 学科試験: 65点以上
実技試験: 60点以上
受験日程 学科試験:7月中旬〜9月上旬、1月下旬〜2月上旬
実技試験:6月上旬〜9月中旬、12月上旬〜2月中旬
資格試験概要 ・3級
学科試験内容:庭園および公園・施工法・材料・設計図書・関係法規・安全衛生
実技試験:造園工事作業
・2級・1級
学科試験:庭園および公園・施工法・材料・設計図書・測量・関係法規・安全衛生
実技試験:造園工事作業

厚生労働省が認めている国家資格で、住宅から公園・オフィスなど、さまざまな場所の庭を作り、管理する資格です。
取得すれば造園に関する実力を証明でき、バラを活かした庭づくりはもちろん、造園関係の仕事でも活躍できるようになります。

バラ資格とともに取得すれば、バラを使った庭づくりの実力を発揮できるでしょう。
3級は受験資格がないため、だれでも挑戦できます。
造園関係の実務経験がない方は、3級から挑戦するのがおすすめです。

4-2グリーンアドバイザー

資格概要
認定協会 公益社団法人 日本家庭園芸普及協会
受験資格 協会が指定する通信講座を受講する
受験料 一般:4万700円(税込)
学生2万350円(税込)
試験合格後5年分の登録料納付が必要
受験申請 インターネットまたは郵送
受験方法 指定の会場にて筆記試験
合格基準 非公開
受験日程 公式ホームページより発表
資格試験概要 植物に関する生理学的基礎知識/現代生活と花・緑/種子・球根・苗の基礎知識/植物分類/植物の特性/播種・定植の方法/繁殖・交配の方法/用土・肥料の基礎知識/病害虫と薬品の基礎知識/園芸用品・用具の基礎知識/園芸作業/花壇・コンテナ・鉢物栽培の基礎知識/園芸デザインと飾り方

家庭園芸に関する知識と技術が得られる資格で、受験には協会が指定する講座を受講しなくてはなりません。
講座は通学だけでなくインターネットでも受講できるため、通うのが難しい方でも可能です。

家庭園芸の基礎を学べるため、バラを育てるのにも役立つでしょう。
バラ資格とともに取得すれば、よりきれいな庭を作れるようになります。
バラを中心にした庭づくりをしたい方にもおすすめの資格です。

バラ資格の勉強方法

最後に、バラ資格で役立つ勉強方法をご紹介します。
バラ資格に挑戦される際は、これらの勉強方法をご活用ください。

5-1独学で取り組む

バラ資格の中には、受験資格が定められていないものがあります。
このタイプなら、独学でもしっかり勉強すれば試験に合格できるでしょう。

独学なら、試験対策に必要な費用はテキスト代だけで済ませられます。
試験対策にお金をかけられない方でも取り組める勉強方法です。
とても便利ですが、モチベーション維持や試験に向けてのペース配分なども、すべて自分で行わなくてはならない点に注意してください。

5-2通学・通信講座を受講する

バラ資格の中には、通学・通信講座を利用できるものがあります。
講座では、資格試験の要点が分かりやすくまとまってあり、効率的に勉強できます。
通学講座では授業中の課題・通信講座では添削問題で、講師の指摘を受けられるため、覚え間違いがあればすぐに修正可能です。
講師のサポートにより、入念な試験対策ができます。

また、バラ資格や園芸資格の中には、受験条件に特定の講座受講を指定しているものがあります。
この場合、勉強方法は通学または通信講座が中心になることを覚えておきましょう。

5-3実際にバラの花や苗を育ててみる

バラの苗や花の鉢植えを買い、栽培するのもよい勉強方法です。
テキストの内容に従ってバラを育てれば、手の感触や花の様子をとおしてバラ資格の内容を覚えられるでしょう。

バラは、時期や品種により世話の仕方が違うため、いつ購入しても問題ありません。
購入した時期や品種にあわせて、適切に世話してあげましょう。
バラ栽培における実践的な知識や技術が欲しいなら、バラを育てながら勉強に取り組むことをおすすめします

まとめ

バラ資格はバラの育て方や楽しみ方を学べる資格です。
取得すればバラを育てるだけでなく、育てたバラをコンテストに出品する・バラを育てた知識を活かして園芸関係の仕事で働くなど、さまざまな使い方ができます。
資格は公的資格と民間資格のみのため、就職を有利に進めたいなら、園芸系の国家資格などを取得するとよいでしょう。

取得すれば、自分好みのバラをいつでも楽しめるようになるでしょう。
育てるだけでなく、バラの花や実を食べたり、飾ったりする楽しみが得られる資格もあるため、普段の生活にバラによる彩りを加えられます。
バラ資格に興味を持たれた方は、ぜひ資格に挑戦してください。