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筋トレは勉強に効果的!メリットや家でもできる集中力アップの筋トレを解説

記事作成日:2024.10.15
筋トレは勉強に効果的なの?」
「筋トレと勉強はどんな関係性があるの?」

上記のようなことで疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

筋トレは勉強に効果があり定期的に取り入れると相乗効果を発揮します。
この記事では、筋トレと勉強の関係性や、筋トレが勉強へもたらす効果、家でできるおすすめの筋トレをご紹介します。
筋トレは勉強に効果的!メリットや家でもできる集中力アップの筋トレを解説

筋トレと勉強の関係性は?

筋トレは、脳の働きを高め勉強の効率を向上させる効果があります。
身体を動かすと脳が活性化され集中力や記憶力が向上するからです。

学生時代の体育の授業後に、集中力が高まったと感じる経験をした人は多いでしょう。
軽い筋トレは脳がリフレッシュされるので、勉強に取り組む際のパフォーマンスが向上します。
筋トレは血流を促進し脳への酸素供給が増えるので、脳細胞の働きを活発にします。
疲れた時は筋トレを通じて、勉強に集中できる状態を作りましょう。

筋トレがもたらす勉強への効果

勉強をする際に筋トレを取り入れるとさまざまな効果があります。
・記憶力が向上する
・気分がリフレッシュする
・肩こりや眼精疲労の改善する

ここでは、一つずつ詳しく解説します。

2-1記憶力が向上する

筋トレは脳の働きを助ける成長ホルモンが分泌されるので、記憶力が向上します。

筋肉を鍛えると脳の働きを助ける成長ホルモンが分泌され、脳の機能が高まるためです。

例えば、スクワットは勉強の合間に5分間行うと乳酸が生成されるため、成長ホルモンの分泌が促されます。脳の機能が活性化されるので、暗記力や理解力が高まる効果を実感できるでしょう。

記憶力を高めたい場合は大腿四頭筋を鍛えると脳の機能が向上するので、効率よく勉強を進められます。

2-2気分がリフレッシュする

筋トレは全身に血液や酸素が巡るので、心身ともにリフレッシュできます。
長時間の勉強は気分が滅入ったり集中力が低下したりしてストレスを感じるため、とても効果的です。

軽いストレッチを取り入れるだけで、気分が一変し、ストレスが緩和されます。運動後はスッキリした気持ちで再び勉強に取り組めるでしょう。

勉強でストレスを感じたときには筋トレを取り入れて気分をリフレッシュさせると、効率的に勉強に取り組めます。

2-3肩こりや眼精疲労の改善する</h3

肩こりや頭痛、眼精疲労は僧帽筋(そうぼうきん)の筋トレで改善に繋がります。
社会人や学生は勉強やデスクワークでの血行不良が起きやすいので、肩こりや頭痛を感じやすいです。

例えば、デスクワークや勉強の合間に肩回しを数分行うだけでも血行が促進され、肩周りのこりが和らぎます。筋膜リリースを使って肩や首の筋肉をほぐすと、より早く不調が改善されるでしょう。

肩こりや頭痛などの症状に悩んでいる方は僧帽筋のエクササイズや筋膜リリースで、血行を良くし不調が和らぎます。

筋トレ×勉強のメリット2つ

筋トレと勉強は掛け合わせるとお互いに相乗効果があるのでおすすめです。

・体調不良や身体のトラブルを予防できる
・食欲が増加し食事から十分な栄養を摂れる

メリットを詳しく解説します。

3-1体調不良や身体のトラブルを予防できる

筋トレは健康のサポートをしてくれるので、免疫力が高まり風邪などの病気にかかりにくくなります。
正しい姿勢の維持や健康のサポートによって、集中力と学習効率が向上するからです。

プランクやスクワットなどの筋トレを日常的に行うと姿勢が改善され、長時間机に向かっていても疲れにくくなります。
筋トレは身体的な不調を予防し健康を維持することで、勉強に集中し続けられる環境を整えてくれます。

3-2食欲が増加し食事から十分な栄養を摂れる

勉強に筋トレを取り入れるとエネルギーが消費されるので、空腹感が生まれ食事をしっかり摂取できます。
適切な食事は脳に必要な栄養が補給され脳がしっかり働くので、勉強の効率が向上します。
筋トレ後に空腹を感じバランスの取れた食事を摂ると体内のエネルギーが補充されるため、次の勉強で集中力や理解力が向上します。一方で、何も食べずに勉強を続けると脳のエネルギーが不足し、理解力が低下する恐れがあります。
筋トレとバランスのいい食事は脳が活発に働き勉強の効率を向上させるので、大変おすすめです。

【家でできる】集中力アップのための筋トレ

ここでは家でもできる集中力アップの筋トレを3つ紹介します。

・ドローイン
・スクワット
・プランク

どのトレーニングも簡単に行えるのでぜひ取り入れてみてください。

4-1ドローイン

ドローインは椅子に座ったままお腹を凹ませるだけでできるので、勉強の合間にぴったりです。

ドローインの手順は以下の通りです。

1.お腹に空気を溜めるイメージをして息を吸う(お腹を膨らませる)
2.限界まで息を吸ったら息を止める
3.お腹を凹ませるように息を思い切り吐き出す
4.息を完全に吐き切ったらそのまま30秒間キープ

ドローインは5回を1セットとし、1日5セット行うのが理想です。

長時間の勉強は腰痛に悩まされるので腹横筋を鍛えると、腰腰痛の軽減が期待できます。
ドローインは場所や時間を選ばずに取り組める簡単な筋トレなので、ぜひ取り入れてみてください。

4-2スクワット

スクワットは簡単にできる効果的な下半身強化の筋トレで、集中力アップに効果的です。
太ももの筋肉を強化すると基礎代謝が上がり血流が良くなるので、勉強のパフォーマンスの向上に役立ちます。

スクワットの手順は以下の通りです。

1.肩幅程度に足を開き、つま先をまっすぐ前に向ける
2.股関節を折り曲げるイメージでゆっくり膝を曲げる
3.膝とお尻が同じ高さになったら元に戻す
※膝がつま先より前に出ないように注意

スクワットは、10〜15回を1セットとして1〜2セット行うのが理想です。

短時間でも血流が促進され脳がリフレッシュされるので、集中力が回復しやすくなります。体力に余裕があれば、セット数を増やしても良いですが無理せず適度に取り入れることが大切です。

スクワットは勉強の合間に定期的に取り入れると、勉強や日常生活において体力とパフォーマンスの向上が期待できます。

4-3プランク

プランクは低負荷で「体幹」を鍛えられる筋トレで体幹を強化できるので、姿勢が改善され血流が良くなります。
体幹を鍛えると姿勢が良くなり、長時間の勉強やデスクワークでも集中力を持続させやすくなります。

1.両肘を肩の下に置き、前腕とつま先で体を支え頭からかかとまで一直線にする
2.腰を持ち上げ、お尻や背中が丸くならないように体をまっすぐキープ
3.腹筋に力を入れ、体幹を意識して姿勢を維持
4.呼吸を止めず、20~30秒間その姿勢をキープ
5.終わったら、膝を床につけてリラックス

1セット20~30秒を目安にして、2~3セット行うのが効果的です。
慣れてきたら徐々にキープする時間を延ばしたりセット数を増やしたりして調整するとよいでしょう。

プランクは腹筋や背筋が鍛えられるので、姿勢が改善されます。勉強中の疲労が軽減され、血流が良くなったことで頭もすっきりします。
毎日数分ずつでも続けると長時間の勉強に耐えられる体が作られていきます。

【家でできる】記憶力を向上させる筋トレ

ここでは家でできる記憶力を向上させる筋トレを3つ紹介します。

・アイソメトリック
・ウォーキング

どのトレーニングも簡単に行えるのでぜひ取り入れてみてください。詳しく解説します。

5-1アイソメトリック

アイソメトリックは関節の角度を一定に保ちながら力を出す運動で、簡単に実践できます。
筋肉は力を入れた状態を保つと血流が促進され、脳の働きが活性化します。

1.肘を少し上げて手を合掌する
2.大胸筋に力を入れ手のひら同士を押し合い、ゆっくり息を吐く
3.そのままの状態で5~10秒キープ
5.左手を上にして軽く曲げ、右手で左手首を握る
6.右手で左手を下に押し、左手は逆に押し上げる
7.ゆっくり息を吐きながら行い、左右交互に数回繰り返す

合掌プレスのは5〜10秒間手を押し合い、少し休憩してから次のセットに移ります。
10回繰り返し、2〜3セット行うと効果的です。

アイソメトリックは動作が少なく筋力強化が期待できるので、脳の働きが活性化されます。特に肩や胸を鍛える運動は集中力の向上にも役立ちます。

5-2ウォーキング

ウォーキングは有酸素運動ですが、記憶力を向上させる効果があります。
脳を活性化させ勉強や仕事のパフォーマンスを向上させるため、最適な運動です。

1日20〜30分のウォーキングを行うだけで、脳が活性化され記憶力や集中力が向上します。家の中でも狭いスペースを使ってウォーキングを行ったり、階段の上り下りをしたりすると簡単に行えます。

有酸素運動は脳内で神経細胞を育てる役割を持つBDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌を促進するため、学習効果の向上にもつながります。
ウォーキングも手軽にできるので、毎日のルーチンに取り入れると勉強のパフォーマンスがさらに向上します。

筋トレをするタイミングはいつ?勉強前?後?

勉強をするタイミングは勉強前・合間・後でも効果を得られるので、好きなタイミングで行いましょう。

・勉強前にすると集中力アップ
・勉強の合間にするとリフレッシュ
・勉強後にすると睡眠の質がアップ

ここでは、詳しく解説していきます。

6-1勉強前にすると集中力アップ

勉強前に筋トレを行うと脳が活性化するので集中力が大幅にアップします。
筋トレは血流が促進され脳への酸素供給が増えるため、脳の機能が向上します。

勉強前に10分程度スクワットを行うとすぐに血流が良くなり、脳が活性化されます。
軽い筋トレは脳を目覚めさせることができるため、集中力が高まり勉強のパフォーマンスが向上します。

勉強前の筋トレは血流を促進し脳機能を高めるため、集中力をアップの期待ができます。

6-2勉強の合間にするとリフレッシュ

勉強の合間の筋トレは効果的にリフレッシュでき、疲れた体と心をリフレッシュします。
長時間の勉強は脳や体に疲労を蓄積させ、集中力が低下する原因となるからです。

軽い運動は幸せホルモンの一つのエンドルフィンを分泌させ、気分をリセットしポジティブな感覚を取り戻せます。
勉強の合間に数分間のプランクやドローインを行うと身体がほぐれ、脳がリフレッシュされます。

勉強の合間に軽い筋トレを取り入れるとリフレッシュ効果を得られ、再び集中力が高まるでしょう。

6-3勉強後にすると睡眠の質がアップ

勉強後の筋トレは睡眠の質が向上し、より深い休息を得られます。
質の良い睡眠は記憶の定着が強化されるため、学習効果にいい影響を与えるからです。

筋トレを行うと男性ホルモンの一つのテストステロンが分泌され、疲労感とホルモンの作用で睡眠の質が改善されます。質のいい睡眠は単なる疲労回復を超え、効率的な学習サイクルをサポートします。
勉強後に適度な筋トレを行うことで、テストステロンの作用で睡眠の質が向上し、記憶の定着にも役立ちます。しかし筋トレ直後は体が興奮状態になるため、寝る直前の筋トレは避けましょう。少なくとも寝る3時間前には済ませることを心がけてください。

筋トレ特に勉強へのメンタルケアにおすすめ

勉強だけを続けるのはメンタル維持が大変ですが、筋トレを取り入れるとメンタルケアができます。

・ドーパミンでモチベーションがあがる
・セロトニンで集中力の維持
・テストステロンで競争力を高める

勉強の際にメンタルが低下してしまう方は、ぜひ読んでみてください。

7-1ドーパミンでモチベーションがあがる

ドーパミンは「幸福物質」や「脳内麻薬」とも呼ばれ脳内で分泌されるホルモンなので、モチベーションを高めてくれます。
ドーパミンが分泌されると幸福感を感じるだけでなくやる気や集中力が向上します。

例えば、筋トレで設定した目標の回数を達成したとき、ドーパミンが分泌され達成感とともにモチベーションが高まります。
ドーパミンが分泌する成功体験は運動を続ける意欲が自然と湧くので習慣として定着します。勉強でも小さな目標をクリアするたびにドーパミンが分泌され、次の挑戦に向けた意欲が高まります。

ドーパミンは筋トレや勉強などの達成感を強化し、ポジティブな行動を習慣化するのに役立ちます。

7-2セロトニンで集中力の維持

セロトニンは精神を安定させる脳内ホルモンで、集中力の維持に効果的です。
ストレスを軽減すると気持ちが乱れずに安定して作業に取り組めるため、持続的な集中力を発揮できます。また、セロトニンは良質な睡眠をサポートし、睡眠不足による集中力の低下も防ぐことができます。

例えば、ストレスを感じて集中力が切れてしまうときに、セロトニンが分泌されると気持ちが落ち着き、集中が戻ってくるのを感じることがあります。
また、夜にしっかりと睡眠を取ると翌日の集中力が回復しやすくなり、勉強のパフォーマンスが向上します。
セロトニンは心を安定させ集中力を維持するホルモンなので、促す習慣を取り入れると安定した集中力を保てます。

7-3テストステロンで競争力を高める

テストステロンはやる気を向上させる脳内ホルモンで、勉強での競争力強化に効果的です。
脳内でやる気が引き出されると競争心を刺激し、目標に向かって挑戦する意欲を高めます。

例えば、受験勉強で他の人に負けたくない競争心が湧くのは、テストステロンの影響です。また、筋トレを日常的に続けるとテストステロンの分泌が促進され、勉強や運動に対してより強い競争力を発揮できます。

テストステロンは筋肉の成長に関与しており筋トレを行うことで分泌が促進され、競争心と体力が相乗効果を生みます。

勉強に筋トレを取り入れる際の注意点

勉強をメインに筋トレを取り入れるには、注意してほしい点がいくつかあります。

・激しい負荷をかけない
・継続する

詳しく解説していきます。

8-1激しい負荷をかけない

筋トレは過度な負荷をかけすぎると筋肉にダメージを与えるので、集中力の低下やケガの原因に繋がります。
激しい筋トレは筋肉を損傷させるので、筋肉痛を引き起こします。

例えば、受験勉強で夜遅くまで起きていると成長ホルモンの分泌が十分に行われず、筋肉の回復が遅れます。その結果筋肉痛が続き、勉強に集中できなくなることがあります。

負荷をかけすぎた場合は翌日は筋トレを休むなどしてバランスを取り、無理はしないようにしましょう。

8-2継続する

勉強中の筋トレは続けることで効果が高まるため、一日や二日だけでなく長時間の継続が大切です。
筋トレは積み重ねによって体力や集中力を向上させるため、続ければ続けるほど効果を実感できます。

例えば、部屋の中で足踏みをしたり散歩や買い物に出かけたりするだけでも、身体を動かす習慣を維持できます。
筋トレが難しい日は軽い運動を取り入れると、リズムを崩さずに継続できるので意識しましょう。

勉強中の筋トレは無理せず軽い運動を取り入れながら無理せず続けると、効果を実感できるでしょう。

よくある質問

勉強をメインに筋トレを取り入れる際のよくある質問に2点回答します。

・筋トレは10分で効果ありますか?
・筋トレはジムでやるべきですか?

気になる方は、ぜひ参考にしてください。

9-1筋トレは10分で効果ありますか?

10分の筋トレでも血流が促進されエネルギーレベルが向上するので、効果が期待できます。
短時間の運動は脳に酸素を送り込み、集中力ややる気が高まるからです。

また、以下のような効果も期待できます。
・筋肉への刺激
・基礎代謝の向上
・気分のリフレッシュ

効率的に筋肉に負荷をかけると健康面や精神面でのメリットがあるため、10分の筋トレでも十分に効果が得られます。

9-2筋トレはジムでやるべきですか?

筋トレはジムに行かず家でできる簡単なトレーニングでも十分に効果があります。
家での筋トレは集中力アップややる気の向上が期待できるので、おすすめです。

勉強の休憩中にプランクやスクワットを行うだけでも、血流が促進され疲れた脳が活性化する効果があります。自宅でできる簡単な筋トレでも、勉強の効率を大きく改善することができます。

筋トレはジムでの本格的なトレーニングに限らず、家でできる簡単な運動でも効果があります。軽い運動を取り入れ集中力やモチベーションを高め、勉強効率を向上させましょう。

筋トレを取り入れて効果的に勉強をしよう

ここまで、筋トレと勉強の関係性や、筋トレが勉強へもたらす効果、家でできるおすすめの筋トレを解説してきました。
今回の記事を振り返ってみましょう。

・筋トレをすると勉強のパフォーマンスが向上する
・勉強前・合間・後に適度に筋トレを取り入れると健康にもメンタルにもいい
・筋トレは少しの時間でもいいので続けることが大切

勉強中に筋トレを取り入れると脳が活性化されるので、勉強を効率的に進められます。
筋トレは血流を良くし脳への酸素供給が増えるため、集中力や記憶力が向上します。
激しい運動をしすぎると逆に疲れすぎてしまい、勉強に支障をきたす可能性があるので注意しましょう。

筋トレはあくまでも勉強効率を高めるために取り入れるものであり、バランスを保つことが大切です。

勉強中の筋トレは適度に行うと勉強の効率を高めてくれるので、短時間の運動をルーチン化し無理なく続けることが成功の鍵になるでしょう。

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