ヨガインストラクターjp®資格

陰ヨガとは?陽ヨガとの違いやそれぞれの効果やおすすめポーズを解説

記事作成日:2024.12.12
「陰ヨガってどんなヨガ?」
「陰ヨガと陽ヨガの違いは?」

上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
陰ヨガは、一つのポーズをじっくりとキープし、身体の奥深くにアプローチする、ゆっくりとしたペースのヨガです。一方、陽ヨガは身体を積極的に動かし、エネルギーを引き出すことを目的としたアクティブなヨガです。

この記事では、陰ヨガと陽ヨガの具体的な違いや、それぞれの効果やポーズなど詳しく解説していきます。
最後まで読むと、陰ヨガと陽ヨガの違いを理解でき、自分に合ったヨガを見つけられるのでぜひ参考にしてください。
陰ヨガとは?陽ヨガとの違いやそれぞれの効果やおすすめポーズを解説

目次

陰ヨガとは?

陰ヨガとは、心身を深くリラックスさせ、柔軟性を高めるヨガスタイルです。
一つのポーズを3〜5分間キープし、筋肉ではなく骨や関節をつなぐ「結合組織」に働きかけるからです。

陰ヨガは、股関節や背骨などの動きやすさを高め、身体が柔らかくなります。また、シャヴァーサナ(屍のポーズ)などのリラックスを目的としたポーズを取り入れると、身体だけでなく心の緊張もほぐしやすくなります。ゆっくりとした動きが中心なので、ヨガ初心者の方や身体を動かすのが久しぶりの方でも無理なく取り組めるでしょう。

1990年代に「陽」のヨガブームが広がった後、2000年代からは運動量の多い陽ヨガに対する補完として陰ヨガが注目されるようになりました。
陰ヨガは、体をじんわりと伸ばしながらリラックスできるため、日々の疲れやストレスを癒す時間として最適なヨガスタイルです。

陽ヨガとは?

陽ヨガは、筋肉をしっかり動かして鍛えることに重点を置いたヨガのスタイルです。
動きが多く運動量が高いので、汗をかきやすく、身体を動かした後の爽快感が得られるのが魅力です。

陽ヨガに含まれるヨガ
ヴィンヤサヨガやパワーヨガ、アシュタンガヨガがこの陽ヨガに含まれます。

「陽」という言葉は、古代中国の陰陽説という考え方からきています。陰陽説では、自然界のあらゆるものを「動と静」「明と暗」「太陽と月」のように2つに分けて考えます。
陽ヨガはこの中で「動」にあたり、活発な動きを通じて心と身体を元気にするヨガです。

陽ヨガは、運動量が多いので、ストレスを発散したり、筋肉を鍛えて体型を引き締めたりしたい人にぴったりです。一見ハードに見えますが、インストラクターの指導に従って行えば初心者でも無理なく始められます。少しずつ体力や柔軟性を高めていけるので、ダイエットや運動不足の解消を目指す方にもおすすめです。

陰ヨガと陽ヨガの違い

陰ヨガと陽ヨガの違いを以下の3つに分けて解説します。

・目的の違い
・動きの違い
・メンタルに与える影響の違い

一つずつ見ていきましょう。

3-1目的の違い

陰ヨガと陽ヨガは、それぞれ異なる目的を持ったヨガスタイルです。
リラックスや柔軟性を重視するのが陰ヨガ、筋力アップやエネルギーの向上を目指すのが陽ヨガです。

陰ヨガは日常のストレスや疲労を解消する目的で行われ、リストラティブヨガやヨガニードラが代表的なスタイルです。対して陽ヨガでは、パワーヨガやヴィンヤサヨガといった流派がよく知られ、体力アップや体型維持を目指す人に支持されています。

日常生活で疲れを感じているときは陰ヨガを、エネルギーを補充したいときや運動不足を解消したいときは陽ヨガを選ぶと、自分の状態に合った効果を得られるでしょう。

3-2動きの違い

陰ヨガと陽ヨガは、動き方に大きな違いがあります。陰ヨガは静的な動きでリラックスを促し、陽ヨガは動的な動きでエネルギーを高めます。

陰ヨガは、一つのポーズを3〜5分かけて静かにホールドするのが特徴です。動きが少ない分、深い呼吸とともに結合組織に働きかけ、柔軟性を向上させます。また、心身を落ち着かせる静的な動きが中心です。一方で、陽ヨガは、連続した動作でポーズを切り替えながら筋肉を活性化させる運動量の多いスタイルです。テンポよく動くことで体力を向上させ、心拍数を上げてエネルギーを高めます。

リラックスしたいときには陰ヨガを、体を動かして爽快感を得たいときには陽ヨガを選んでみましょう。どちらも日常のニーズに合わせて取り入れると、心身のバランスを保つことができます。

3-3メンタルに与える影響の違い

陰ヨガはリラックス効果があり、心を落ち着けて自分の内側に目を向ける時間を作ります。一方で、陽ヨガは体を動かしながら活力を引き出し、集中力を高める効果があります。

陰ヨガは、静的なポーズを長時間維持することで心を落ち着かせ、深いリラックスをもたらします。呼吸を整えながら内面に意識を向けるため、ストレスを軽減し、感情を穏やかにする効果が期待できます。一方、陽ヨガは、活発な動きと呼吸を連動させ、エネルギーを高めながら心をシャープにします。陽ヨガのダイナミックな動きは、集中力を高め、ポジティブな気持ちを引き出します。

陰ヨガで得られる3つの効果

ここでは陰ヨガで得られる効果を3つ紹介します。
・深くリラックスできる
・集中力が上がる
・柔軟性がつく

一つずつ詳しく解説していきます。

4-1深くリラックスできる

陰ヨガは、リラックス効果が高く、心の疲れを癒やす効果が期待できます。

ゆっくりと深い呼吸をしながら身体を動かすことで、日常の喧騒を忘れ、自分自身の心と身体に集中する時間を作れるのが陰ヨガの魅力です。仕事・育児・家事などで忙しい方やストレスを感じている方にも適しており、メンタルの安定も期待できます。

陰ヨガを取り入れると、普段の生活で欠けがちな「ゆっくりする時間」を持つことができます。その時間を通じて、心の落ち着きを取り戻し、リラックスした状態で新たな一日を迎えられます。自分と向き合う時間を作ることで、日常の中に穏やかなリズムを取り戻せるでしょう。

4-2集中力が上がる

陰ヨガは、心を落ち着かせ集中力を高める効果が期待できます。
陰ヨガは、「陰」のエネルギーが持つ沈静や落ち着きといった「下降する」性質を活用して、心の安定と集中力をもたらすためです。

ヨガの基本である「ポーズ」「呼吸」「瞑想」を通じて、心と身体の調和を目指します。ここでいう瞑想は、心を空っぽにすることではなく、自分自身に意識を向けるのが目的です。

例えば、目を閉じて深い呼吸をしながら静かにポーズをキープすると、自分の内側に集中できます。自然と心が静まり、心身の感覚が研ぎ澄まされるのを実感できるでしょう。

ストレスや疲れを感じるとき、陰ヨガの深い呼吸と穏やかな動きが、心の静けさと集中力を取り戻す助けとなるでしょう。

4-3柔軟性がつく

陰ヨガは、ゆっくりとした動きで筋肉や結合組織を伸ばすので、全身の柔軟性を高められます。陰ヨガでは、表面の筋肉を緩めながら、筋肉を包み込む「筋膜」と呼ばれる結合組織を伸ばしていくためです。

身体が硬いと感じる方でも、ゆっくりとした動きに慣れていくと、次第に筋肉や結合組織がほぐれる感覚を得られるようになります。また、ポーズを繰り返す中で、自分に合った伸ばし方を見つけられるでしょう。

陰ヨガは少しずつ続けていくと、身体の柔らかさや動きやすさを実感できるようになります。

陽ヨガで得られる3つの効果

陽ヨガで得られる効果を3つご紹介します。

・心身のエネルギーを高める
・気持ちが前向きになる
・筋力・スタミナの向上

一つずつ詳しく解説していきます。

5-1心身のエネルギーを高める

陽ヨガは、心身のエネルギーを高め、活動的な状態へ導く効果があります。
陽ヨガは、筋肉を動かしながらポーズを連続して行うため、心拍数が上がり、血流が促進されるためです。

例えば、ヴィンヤサヨガやパワーヨガといった陽ヨガのスタイルは、流れるようにポーズを切り替えながら行うため、運動後の爽快感や心地よい疲労感を感じられます。ストレスを発散し、ポジティブなエネルギーが湧いてきます。

朝や日中に陽ヨガを取り入れると、活動的な気持ちで1日をスタートできるでしょう。特に集中力や活力が必要な場面の前に行うことで、心身を最適な状態に整えることができます。

5-2気持ちが前向きになる

陽ヨガは、心を前向きにし、気持ちの切り替えをサポートする効果があります。

陽ヨガで身体を動かすと、幸せホルモンと言われるエンドルフィンが分泌され、気分を高める効果が期待できます。また、集中力を必要とするポーズを行うと、頭の中のモヤモヤを整理し、クリアな心の状態を作り出します。

例えば、太陽礼拝のように動きの多い陽ヨガのシークエンスを行うと、自然と呼吸が深まり、心拍数が上がります。ストレスや不安感が軽減され、前向きな気持ちが湧いてきます。

朝の時間や気分が落ち込んだときに陽ヨガを取り入れると、気持ちが切り替わり、より明るい気分で日常に向き合えるようになるでしょう。

5-3筋力・スタミナの向上

陽ヨガは、筋力を鍛え、スタミナを向上させる効果があります。
陽ヨガでは、身体を動かすポーズを連続的に行うので、全身の筋肉を効果的に鍛えられるためです。

例えば、太陽礼拝では、前屈やプランクポーズ、上向きの犬のポーズなどを流れるように繰り返します。この一連の動作は、腕や腹筋、背筋を鍛えながら、動きを通じて心拍数を上げ、全身の筋力とスタミナをバランスよく高めます。また、ポーズをキープすると、筋持久力を養えるでしょう。

日常生活で疲れやすさを感じている方や、運動不足を解消したい方には陽ヨガがおすすめです。特に、強度の高い陽ヨガは、エクササイズ感覚で取り入れられるため、筋トレや有酸素運動の代わりにもなります。

初心者にもできる!陰ヨガのポーズ

ここでは、初心者にもできる陰ヨガのポーズをご紹介していきます。

・バタフライポーズ
・ドラゴンポーズ

ぜひ参考にしてみてください。

6-1バタフライポーズ

バタフライポーズは、骨盤の歪みを整え、股関節や足首の柔軟性を高める効果が期待できるヨガポーズです。

バタフライポーズのやり方は、以下の通りです。

1.両足を前に伸ばして座り、片足ずつ曲げて足の裏同士を合わせる
2.足先をつかみながら、かかとを恥骨に近づけるように引き寄せる
3.息を吸いながら尾骨と頭頂を引き離す感覚で背中を伸ばし、吐きながらゆっくりと上半身を前に倒す
(首をリラックスさせ、背中が丸まらないように注意)
4.深い呼吸を数回繰り返し、股関節や骨盤周りの緊張をほぐす

バタフライポーズは、身体の柔軟性を高めるだけでなく、リラックス効果も得られる万能なポーズです。股関節の硬さが気になる方や、骨盤のバランスを整えたい方に特におすすめです。初心者の方はブロックを使うことで無理なくポーズを深められるため、ぜひ取り入れてみてください。
痛みを感じる場合は、膝の下にブロックを置き負担を軽減すると、リラックスして行えるでしょう。

6-2ドラゴンポーズ

ドラゴンポーズ(三日月のポーズ)は、股関節の柔軟性を高め、下半身の血行を促進する効果が期待できる陽ヨガのポーズです。足のむくみ改善にも役立つポーズとして知られています。

ドラゴンポーズのやり方は、以下の通りです。

1.四つん這いの姿勢をとり、前足のかかとがひざの真下に来るように右足を前に踏み込む
2.股関節に余裕があれば、後ろの足を軽く後方に引き、伸びを深める
3.息を吸いながら背筋をしっかり伸ばし、吐きながら上体を前に倒して右足に軽く預ける
4.全身をリラックスさせながら、3〜5分ポーズを保持する

ひざに痛みを感じる場合は、ひざの下にブランケットを敷いてサポートしましょう。
ドラゴンポーズは、下半身の血流を改善しながら股関節を柔らかくするのに最適なポーズです。足のむくみが気になる方や、股関節をほぐして柔軟性を向上させたい方は、ぜひ試してみてください。無理なく行うことで、リラックスした状態で効果を得られるでしょう。

初心者にもできる!陽ヨガのポーズ

ここでは、陽ヨガのポーズをご紹介します。

・ハイランジのポーズ
・戦士のポーズⅠ

参考にしてぜひチャレンジしてみてください。

7-1ハイランジのポーズ

ハイランジのポーズは、初心者でも簡単に取り組める陽ヨガのポーズの一つです。
体幹を鍛えながら全身のエネルギーを高める効果があります。

このポーズは、脚や体幹の筋力を強化するだけでなく、股関節を深くストレッチすることで柔軟性を向上させます。さらに、バランス感覚を養う効果もあるため、心身をアクティブな状態へと導いてくれます。

【具体例】
ハイランジのポーズのやり方は、以下の通りです。

1.両足を揃えて立ち、息を吸いながら右足を大きく一歩前に踏み出す
2.後ろの左足はつま先立ちになり、かかとを上げる
(前の右足はヒザが直角になるよう調整)
3.息を吸いながら背筋を伸ばし、上体をまっすぐ引き上げるのを意識しながら両手を肩幅で広げ、耳の横に持ち上げる
4.深い呼吸を繰り返しながら、体の中心を安定させてポーズを維持
5.30秒〜1分ほどキープしたら、反対側も同様に行う

ハイランジのポーズは、日常生活で凝り固まりがちな下半身をほぐし、エネルギーを活性化させるのに効果的です。初心者の方は、姿勢を崩さないように少しずつポーズを深めていきましょう。朝
朝のウォーミングアップやエクササイズ前の準備運動として取り入れるのもおすすめです。

7-2戦士のポーズⅠ

戦士のポーズⅠは、初心者でも挑戦しやすい陽ヨガの基本ポーズのひとつです。全身のバランスを整え、下半身の強化や集中力の向上に役立ちます。

戦士のポーズⅠのやり方は、以下の通りです。

1.両足を揃えて立ち、手を腰に当てる
2.右足を大きく一歩前に踏み出し、左足を後ろに引く
(前の右足はヒザが90度になるように曲げ、後ろの左足は45度に開く)

3.息を吸いながら両腕を頭の上に持ち上げ、手のひらを合わせる
4.背筋を伸ばし、視線を前方または上方に向ける
5.胸を開いて深い呼吸を続けながら、体の安定を意識してポーズを30秒〜1分間キープする
6.反対側も同様に行う

戦士のポーズⅠは、脚力を鍛えるだけでなく、胸を開いて姿勢を改善するのに役立ちます。また、脚や体幹の筋力を鍛えながら、胸を開いて深い呼吸を促し心と身体の調和をもたらします。
初めて挑戦する際は、無理のない範囲でバランスを保ちながらポーズを行い、徐々にポーズを深めていきましょう。

陰ヨガ・陽ヨガはどんな人におすすめ?

陰ヨガ・陽ヨガはどんな人におすすめなのかそれぞれ解説します。
自分には、どちらに合っているのか参考にしてみてください。

8-1陰ヨガがおすすめの人

陰ヨガがおすすめの人は以下の通りです。

心身をリラックスしたい人

陰ヨガは、リラックスを求める人に最適なヨガスタイルです。
ひとつのポーズをじっくりとキープすることで、筋肉だけでなく結合組織にもアプローチし、緊張を和らげます。

例えば、バタフライポーズは股関節を柔軟にしながら緊張を和らげるポーズで、座ったままできるため初心者にもおすすめです。また、ドラゴンポーズは股関節周りを深く伸ばし、脚全体の血行を促進する効果があります。身体のこわばりが解け、リラックス効果を得られるでしょう。

仕事や日常生活でストレスを抱えている人、心のモヤモヤを解消したいけれど、適切な方法が見つからない人におすすめです。

下半身痩せを目指したい人

陰ヨガは、下半身痩せを目指す人におすすめです。

陰ヨガでは、シューレースポーズやバタフライポーズなどのポーズを取り入れると、筋肉の緊張を緩め、骨盤周りの関節や結合組織をゆっくりと刺激します。リンパの流れが改善されるので、下半身をスッキリさせる効果が期待できます。

また、出産などによる骨盤の歪みが気になる場合も、骨盤周りを中心に左右のバランスを整える陰ヨガは有効です。リラックスしながら取り組めば、下半身の悩みを解消するきっかけになるでしょう。

長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人

陰ヨガは、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人におすすめです。
デスクワークや長時間の運転など、同じ姿勢を続けていると、筋肉が緊張して血流が悪くなり、肩こりや腰痛、むくみといった不調が現れやすくなるためです。
陰ヨガは、筋肉の緊張を和らげるだけでなく、血流やリンパの流れも促進され、身体が軽く感じられる効果が期待できます。例えば、「ドラゴンポーズ」や「キャタポーズ」など、下半身や背中をゆっくりと伸ばすポーズを取り入れると、固まった筋肉がほぐれ、疲れが解消されます。さらに、深い呼吸を組み合わせることで、心も落ち着き、全身がリラックスした状態へと導かれるでしょう。

日中の仕事や家事で疲れを感じたとき、夜のリラックスタイムに陰ヨガを実践してみましょう。

8-2陽ヨガがおすすめの人

陽ヨガがおすすめの人は以下の通りです。

運動不足を解消したい人

陽ヨガは、運動不足を感じている人におすすめです。
陽ヨガは、動きのあるポーズを中心に行い、全身を使ってエネルギーを高めるためです。

陽ヨガでは、筋肉をしっかりと使うことで血流が促進され、例えば、「太陽礼拝」や「戦士のポーズ」は、陽ヨガの代表的な動きです。全身を使って身体を引き締める効果があり、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。また、動きの中で汗をかきながらデトックス効果も得られ、身体を軽く感じられるようになります。

「運動不足を感じているけれど、ジムに通う時間がない」「手軽に自宅で身体を動かしたい」という人は、陽ヨガを取り入れてみるのをおすすめします。

汗をかいてスッキリしたい人

陽ヨガは、身体を動かして心身ともにリフレッシュしたい人にぴったりです。
動きの多いポーズを連続して行うため、短時間でもしっかりと汗をかけるためです。

陽ヨガは、ダイナミックなポーズやフロー(動きをつなぐ一連の流れ)を取り入れるので、心拍数が上がり、運動量が増えます。代謝が促進され、体内の老廃物を汗とともに排出するデトックス効果が期待できます。また、汗をかくことで、身体が軽くなり、心もスッキリした気分になるでしょう。

陽ヨガで心地よい汗をかくと、身体だけでなく心もリフレッシュできるでしょう。

陰ヨガ・陽ヨガそれぞれの良さを理解して自分に合うヨガを選ぼう


ここまで、陰ヨガと陽ヨガの具体的な違いや、それぞれの効果やポーズなど詳しく解説してきました。
陰ヨガと陽ヨガは、それぞれ異なる特徴とメリットを持つヨガスタイルです。
陰ヨガは、リラックスや柔軟性を高めたいとき、心身を落ち着けたい人におすすめです。一方、陽ヨガは、エネルギーを活性化させたいときや、運動不足を解消したい人にぴったりです。

ヨガは、さまざまな種類や効果があり奥深いものです。日常生活の中で自分がどんな状態にあるのか、どうなりたいのかを見極めながら、状態に合ったヨガを選ぶと、ヨガの効果をより深く実感できるでしょう。
陰ヨガ、陽ヨガそれぞれの良さを理解し、必要に応じて使い分けることで、バランスのとれたライフスタイルを目指せるでしょう。