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メンタル心理インストラクター®資格

心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容を解説

記事作成日:2024.07.11
「心理カウンセラーになるには、どのような知識やスキルを身につけなくてはならないの?」
「大学で心理学を学んだり、実務経験がなかったりしても心理カウンセラーになれるの?」
「心理カウンセラーになるための学習をするには、どのくらいの費用がかかるの?」
未経験から心理カウンセラーを目指す方の場合は、さまざまな疑問を感じられていることでしょう。
実際、心理カウンセラーのなかにもさまざまな仕事の種類があり、具体的にどのように学習すればよいのかは一概にいえない面もあります。
この記事では、心理カウンセラーになるには、何をどのように学ぶべきかをわかりやすく解説します。
心理カウンセラーになりたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容を解説

目次
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心理カウンセラーとは何か

最近では、うつ病など精神的な病気になってしまう人たちが増加しています。
現代人はストレスを抱えやすくほとんどの人が何かしらのストレスを抱えていると言われています。
そんな中、多くのストレスを抱える人たちを助けるのが心理カウンセラーになります。

心理カウンセラーになるには?資格の種類や仕事内容、将来性を解説

1-1心の病気になった人達を助ける

長時間労働やモラハラ、パワハラなど仕事関係で心の病気になってしまう人たちが多くいます。
また、仕事関係だけでなくても金銭関係や家庭内暴力、SNSなどでの誹謗中傷など心の病気になる原因は様々なところに潜んでいます。
人間であれば精神的なストレスにより心の病気を発症してしまうことは誰でもありうるのですね。
そのためメンタル心理カウンセラーは幅広い職業で活躍でき、需要も大きい職業だというのが分かります。

1-2心の病気は大人だけでなく子供にも

精神的ストレスを感じているのは大人だけではありません。子供たちも友人関係やいじめ問題などで精神的なストレスを抱えていることが多くあります。
進学や引っ越しなどによっての環境変化によってのストレスも、進路などに悩んでのストレスなどもあるでしょう。
このように子供たちも心の病気になってしまう可能性はとても高いのです。
心理カウンセラーは学校や子供たちのためにも必要とされているのが分かりますね。

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心理カウンセラーになるには何が必要?押さえておきたい基礎知識

「心理カウンセラー」とは、悩みやストレスを抱えた人から相談を受け、適切なサポートを行う専門家のことです。
依頼者の考えや率直な気持ちを整理し、自分自身の力で立ち直るためのきっかけを作ります。
カウンセリング時には、傾聴や助言などの技法や、心理療法の専門知識が必要です。

2-1資格・学歴がなくても目指せる

結論からいうと、心理カウンセラーには資格・学歴がなくても、目指せる仕事があります。
「高卒だから」「資格がないから」と諦める必要はありません。
実際に、メンタルケアのボランティアやアルバイトで経験を積むなど、未経験から実務を通じてスキルを身につけながらキャリアアップや個人開業を目指すのも、心理カウンセラーになる一般的な方法の一つです。
とはいえ、心理カウンセラーは専門職であるため、対外的にスキルをアピールすることも重要です。
カウンセリングは専門知識・スキルを要する仕事のため、知識の証明となる資格を持っていると、仕事をもらいやすくなるでしょう。
そのため「心理カウンセラーとして働きたい!」とお考えの方は、まず民間資格を取得することがおすすめです。

2-2心理カウンセラーに必要な知識・スキル

心理カウンセラーは心の悩みを解決に導く仕事であることから、あらゆる方面から依頼者の心の内を探る必要があります。
心理カウンセラーの仕事の幅を広げられる知識の具体例は以下の知識です。
・医療…精神疾患や薬の副作用の知識
・犯罪…犯罪の心理と引き起こされる背景、被害者のケアに関する知識
・法律知識…法令・条例の知識
また必要なスキルは以下のようなものです。
・傾聴力…相手の話を聴き、くみ取るスキル
・分析力…悩みの背景や原因を分析するスキル
・知識欲…貪欲に学ぼうとする意欲
・自己研さん力…時代の流れに合わせ、知識をブラッシュアップしようとする意欲
・コミュニケーション能力…依頼者にとって心地よい対話作り

2-3心理カウンセラーの仕事が向いている方

専門性の高い仕事だからこそ、心理カウンセラーになるにはスキルや性格における適性を意識することも重要です。
もちろん心理カウンセラーとしての働き方や求められる役割は、職場や相談者の求めるものによっても変わるため一概にいえず、決して適性にマッチしていない場合は諦めた方がよいということではありません。
あくまでも目安として参考にしていただきたいのですが、心理カウンセラーに特に向いているのは、以下に該当する方です。
・洞察力に優れている方
・コミュニケーション力に自信がある方
・相談者の話に耳を傾けて共感の姿勢を示せる方
特に相談者に共感の姿勢を示すことは心理カウンセラーにとって重要な点の一つですが、注意点もあります。
心理カウンセラー自身が相談者の悩みや不安に深く共感し、精神疾患などの問題を抱えてしまいやすいことです。
ストレスを上手に発散し、気持ちを切り替えられる方だと働きやすいでしょう。

2-4心理カウンセラーの将来性

厚生労働省の資料によると、精神疾患を有する方の割合は約419.3万人です。
平成14年からほぼ右肩上がりの外来患者数は、平成29年時点で389.1万人とされており、ここ15年で165.2万人も増加しています。
数値上は、日本人の30人に1人は精神疾患者ということです。
医療機関に足を運ばない患者であっても人は皆多かれ少なかれ悩みや不安を抱いているため、心理カウンセラーは現在も将来的にも社会的必要性が非常に高い仕事であるといえます。

心理カウンセラーになるにはどうやって勉強すればいい?

心理カウンセラーになるにはどうやって勉強すればいい?

心理カウンセラーになるにはまずは資格取得を目指しましょう。
どんなに知識やスキルだけが合っても仕事となると簡単にはいきません。
資格を持っていない人に仕事を任せるわけにも行かず、仮に開業したとしても資格がない人にカウンセリングをお願いする人はいないです。
資格によって一定レベルの知識・技量を客観的に認められるため、実際に仕事に携わる際には、様々な面でバックアップとなります。
資格は国家資格の「公認心理士」など国家資格もありますが、こちらは専門の4年生大学を卒業する必要があるので難易度が高いですね。
いまから目指す人は民間資格からの取得でも良いでしょう。大学で勉強しなくても資格取得の方法があります。心理系の資格取得の方法を解説します。

心理カウンセラーになるには?必要な資格とスキルについて解説

3-1大学や専門学校で勉強する

心理学の専門家や「公認心理士」などの国家資格を取得するには心理学のカリキュラムを組む4年生大学を卒業することが必要です。
心理カウンセラー系の資格取得で確実なのは大学や専門学校で勉強するのは確実だと言えます。実践的なところも学べるうえ、メリットも大きい勉強方法です。
しかし、すでに働いている人や大学に通える金銭的余裕がない人もたくさんいますよね。そういった人たちにとっては難しい方法ではあります。

心理カウンセラーになるには?おすすめ資格・講座も解説

3-2通信教育で勉強する

すでに働いている人にはおすすめの勉強方法です。現在の仕事のスキルアップや転職活動のために勉強したいという方は多いでしょう。
そんな人たちには自宅で勉強も出来る通信教育がおすすめです。
自分の生活リズムに合わせて勉強できるメリットや大学や専門学校に通うよりも金銭面でも安い場合が多いです。
忙しい人たちにはメリットが多い勉強方法になります。

心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?

3-3独学

独学は自分で本を読んだり、テキストを購入して勉強したりする方法になります。
資格によっては不可能というわけではないのですが、資格取得までの難易度は高くなります。
なぜなら、なかなか自分だけで勉強するのはモチベーションも保てず、どうやって勉強していったらいいのかも分からない人も多いからです。
また、知識だけで分かった気になると実践的な部分が身についていない場合が多いので、独学から勉強していくのは大変な覚悟が必要かもしれません。

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心理カウンセラーになるにはどこで学べばよい?費用や期間とあわせて解説

心理カウンセラーの知識を学ぶ方法として「テキストや動画セミナーなどでの独学」「通信講座」「大学・専門学校への通学」が挙げられます。
この項目では上述した3つの方法の詳細とともに、メリット・学習期間・費用についてご紹介します。

4-1テキストや動画セミナーなどでの独学

心理カウンセラーに必要なスキルや知識は、市販のテキストなどを使用して独学で身につけられます。
独学なら、自分の選んだ教材を使用し、好きなタイミングで学習できます。
ほぼ教材費だけで資格取得を目指せるため、費用を極力おさえたい方におすすめです。
また、思い立ったときに学習をスタートできる点も独学の魅力です。
一方、資格試験に必要な情報収集や、疑問点の解決を全て自分で行うため、心理学初心者には難しい場合もあります。
このことから、試験日から逆算しながら、余裕を持たせて学習スケジュールを立てることが大切です。

4-2通信講座

仕事や家事の合間に資格取得を目指すなら、通信講座がおすすめです。
忙しい場合も無理なく専門知識を身に付けられるよう、教材やカリキュラムに工夫がなされているため、心理学初心者の方にも安心です。
また、体系的に学びをえられることや、分からないことを質問しながら自分のペースで学べる点も通信講座の魅力です。
通信講座の費用は運営者によって異なりますが、数万~数十万円です。
学べる内容やレベル感も講座によって大きく異なるため、自分に合った通信講座を選ぶことが重要です。

4-3大学・専門学校への通学

大学や専門学校の心理系の学部・学科では、研究や実験などをおこないながら学術的に心理学を習得できます。
「臨床心理士」や「公認心理師」など、学歴を要件とする国家資格を取得するには、大学や専門学校への通学が不可欠です。
ただし、大学や専門学校に通うには、年単位の期間とまとまった学費を要します。
手軽に学べる方法として、大学が通信講座や短期講座などを開講している場合もあります。
ただし、短期講座は基本的に国家資格の学歴要件を満たせないため注意しましょう。

心理カウンセラーになるにはどんな働き方があるの?求人を探せる業界は?

心理カウンセラーと一口にいっても、さまざまな種類があります。
この項目では、心理カウンセラーが活躍する職場についてご紹介します。

5-1企業・団体の求人を探す

心理カウンセラーを募集する企業・団体には「教育現場」「福祉施設」「そのほかの一般企業」などがあります。
それぞれ、一つずつ解説します。

教育現場

人間関係による心の傷や家庭環境、虐待など、生徒・学生(以下依頼者)の心の問題と向き合い、ケアや助言を行います。
また教職員のメンタルケアも、心理カウンセラーの仕事です。
必要に応じて、教職員や保護者に依頼者への接し方を指導する場合もあります。

福祉施設

福祉施設では、たとえば以下の環境が挙げられます。
【児童養護施設】
経済的理由や複雑な家庭環境により、施設に入ることを余儀なくされた子どもたちの心境を考慮しつつ、心のケアと成長を促す指導を行います。
また、児童の行動を観察し、ケアワーカーに助言や提案をする場合もあるでしょう。
【障がい者施設】
日々自身の障害と向き合う障がい者の方のストレスや不安をくみ取り、心のケアを行います。
知的障害を持つ方の場合、依頼者の理解を深めるため、心理カウンセラーが対話を促進・抑制するほか、発言を掘り下げ、あらゆる視点で考えるよう促すスキルが求められるでしょう。
【高齢者施設】
年を重ねると、退職や病気、介護、親しい方との死別などにより、ストレスを抱えやすくなります。
高齢者特有の心理を理解し、依頼者が抱える問題に向き合い、心のケアを行います。
また、依頼者の家族や施設スタッフのケアも、心理カウンセラーの役割です。

そのほかの一般企業

近年では、企業における福利厚生施策の一環として、ストレスを抱える労働者のための社内相談・電話相談システムを設ける企業が増えています。
職場の人間関係や仕事に悩む依頼者の相談を受け、状況に応じて心をケアし、指導することが一般的です。
軽度のうつ状態であれば、初期段階で症状を抑え、改善に向けてサポートします。

5-2カウンセラーとして個人で開業する

専門知識やスキルを身に付ければ、フリーランスの心理カウンセラーとして開業することも可能です。
自分のペースで相談を受けられるため、依頼者へより細やかなサポートができることでしょう。
近年では、オンラインでカウンセリングする方も多くいらっしゃいます。
「人目に触れない」「場所を選ばない」といったオンラインのメリットを生かし、気軽に相談できる心理カウンセラーとして、依頼者の悩みを解決していきたい方におすすめです。

心理カウンセラーの仕事内容と活躍分野

心理カウンセラーはどんな仕事をしてまた、どんな場所での活躍ができるのでしょうか。
需要の高い職業ですので活躍場所も学校や病院と様々です。心理カウンセラーが具体的にどんな仕事をしているのか詳しく解説していきます。

心理カウンセラーにはなれる?メリットや目指し方、必要な資格を解説

6-1心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーの仕事は心理学の専門知識を活かして、相談者の精神的不調を改善してあげる仕事になります。
精神的に悩んでいる方は現代社会においてとても多いです。
まずは、相談者一人一人カウンセリングを行い話をよく聞いてあげることから始まります。
中にはなかなか話ができない人や心を閉ざして話し出せない人もいるでしょう。
しかし、そういった人に対しても焦らずに、じっくり時間をかけて話を聞いていくことが重要です。
相談者の話を聞いていくうちに感情移入しすぎて、自分のメンタルが落ち込んでしまっては意味がありません。自分自身のメンタルコントロールをもとても重要な要素です。

6-2心理カウンセラーの活躍場所はここ

心理カウンセラーの活躍場所たくさんあります。それだけ精神的な不調を訴えている人たちが多いということですね。
心理カウンセラーの活躍場所は以下の通りです。
・学校などの教育現場
・病院
・民間企業
・福祉施設
・独立して開業する
それぞれ詳しく解説していきます。

6-3学校などの教育現場

学校などの教育現場で働く心理カウンセラーは学校生徒の相談にのったり、話を聞いたりするのが主な仕事になります。
子供たちにはいじめ問題や進級、引っ越しによる環境の変化によるストレスなど様々な精神的な問題があります。
なかなか、友人に言えないような悩みもカウンセラーが聞いてあげることによって生徒たちの学校生活をサポートする重要な仕事だと言えますね。

6-4病院

病院での心理カウンセラーの仕事は主にカウンセリングになります。
精神科や心療内科などでの仕事が主になりますが、心理カウンセラーは医者ではありません。そのため診察や薬の投与などの処置をすることはありません。
しかし、患者さんが薬の投与が開始される際にカウンセリングを行ったり、相談相手になるのが主になります。
医者や看護師とチームとなり患者さんを改善していくということになります。

6-5民間企業

民間企業で働く人たちには長時間労働や人間関係から精神的な病気になってしまう人たちが大勢います。
民間企業の中には健康相談室などを設置している企業もあります。そうしたところで従業員の相談にのったり、常に働く人たちのメンタルサポートをしていきます。
または、社員教育のセミナーでメンタルヘルスについての講義を行う場合もあります。
民間企業のカウンセラーとして働く場合は労働基準法や雇用の動向も知っておくことが必要でしょう。

6-6福祉施設

児童相談所や高齢者施設、精神保健福祉センターなどの福祉施設でも必要とされています。
児童相談所では虐待や育児放棄、いじめなどで悩む子供たちのカウンセリングを行います。また、子供だけではなく子育てをする親に対してもカウンセリングや育児の悩みを聞いてあげることも仕事です。
児童相談所で働く場合には公務員試験に合格する必要もあるため、その点は理解しておきましょう。
高齢者施設では施設に入所している高齢者の方々や、その家族にもカウンセリングや相談相手となることが多いです。
高齢者の方には、加齢による病気や認知機能の低下など特有のストレスや悩みがあります。そうした悩みを理解して接していくことが大切です。

6-7独立して開業する

心理カウンセラーとして独立や開業をすることも可能です。
しかし、開業したい場合にはまずは実績があるほうがスムーズで、開業のためにはカウンセラーとして働いて実績を作ってから行うのがおすすめです。
開業してからは、カウンセリングルームなどを開いて相談者のカウンセリングなどの実践が可能になります。
また、最近ではオンラインでのカウンセリングも行えます。SNSなどが発達しているのでそういった場所からの集客も可能でしょう。
全国どこにいてもカウンセリングが行えることは大きなメリットでもありますね。

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心理カウンセラーに向いている人

心理カウンセラーに向いている人

心理カウンセラーに向いているのはどんな人でしょうか。
活躍場所が多い職業ですが、精神的な病気の方たちを救うのは大変な仕事です。自分自身が向いているのか理解しておきましょう。
向いている人は以下の通りです。
・人の話が聞ける人
・気持ちの切り替えができる人
・洞察力がある人
それぞれ詳しく説明していきます。

7-1人の話を聞ける人

心理カウンセラーになる人は人の話をよく聞ける人です。
仕事の大半がカウンセリングになるため、人の話を聞けないと仕事になりません。自分の話ばかりする人や人の話が最後まで聞けない人には残念ながら向いていないでしょう。
相談者の話を最後まで聞き気持ちに寄り添ってあげることから始まります。
中にはなかなか話し出せない人もいるでしょう。そんな人に対してもじっくりを時間をかけて話を聞いてあげることが重要です。
結論を急いだり、話の途中で決めつけたりしないようにしましょう。

7-2気持ちの切り替えができる人

相談に来る人は精神的にストレスを抱えている人が多く、聞いているだけでも辛いという経験をされている方ばかりでしょう。
相談者の気持ちになり話を聞くことはとても大切ですが、逆に感情移入しすぎてしまう人や相談者の精神状態に引っ張られてしまう人は続けるのが難しいです。
自分自身のメンタルコントロールをすることが必要です。相談者とは程よい距離感で接して行くことが大切です。

7-3洞察力がある人

カウンセリングの話した内容だけではその人が本当は今どういう状況か判断できません。
ちょっとしたしぐさや身体の変化などにいち早く気が付いて、相談者の精神状態に気が付いていかなければいけません。
小さな変化にも気が付けるような洞察力がある方が向いているでしょう。

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心理カウンセラーの代表的な資格

心理カウンセラーの代表的な資格はいくつかあります。
国家資格である「公認心理士」は有名な資格ですが、4年生大学の卒業が必要です。このように心理系の資格はたくさんありますが条件や難易度も違うのが特徴です。
資格によっては今からでも取得可能な資格もありますのでそれぞれ紹介していきます。

8-1臨床心理士

臨床心理士は指定大学院(1種・2種)を修了し、所定の条件を満たしている人が受けられる試験になります。
誰もが聞いたことある心理系の資格の中では有名ですね。しかし、大学院を卒業しないと取得できないためとても難易度が高いです。
すでに働いている人や金銭的な余裕がない人にとっては資格取得は現実的ではないですね。
しかし、取得できれば病院や学校などで臨床心理士として働けるので素晴らしい資格であることは間違いありません。

8-2公認心理士

公認心理士は国家資格になります。資格取得の条件として専門のカリキュラムを組む4年生大学を卒業しなくてはいけません。
知名度も信頼性も高い資格ではありますが、難易度も高い資格ですね。こちらも仕事をしている人にとってはなかなか取得するのが難しい資格と言えます。
しかし、信頼性が高く大学で実践的な部分も学べるため、就職には有利な資格になります。

8-3産業カウンセラー

産業カウンセラーは職場でのカウンセラーを行うカウンセラー資格です。
メンタルヘルスに関してはもちろんですが、キャリア開発についても学べる資格になります。
資格取得の条件として協会が指定する学識と技能を習得するための講座を修了すること。もしくは大学院で指定科目修了していることが条件。
協会が指定している講座の受講には指定される通学場所に行かなくてはいけないのが少し大変かもしれません。
試験内容に学科試験だけでなく実技試験も含まれているので実技対策をする必要がありますね。

8-4メンタル心理インストラクター®

日本インストラクター技術協会(JIA)主催の民間資格になります。
カウンセリングという相談援助の知識、カウンセリングに関わる倫理などカウンセラーとして必要な知識を学べます。
受験も在宅受験が可能で、わざわざ会場に出向かなくても良いのが嬉しいですよね。
受験資格も専門学校や大学などに通う必要はなく通信講座の受講で受験できるので働きながらの人も子育て中の方にもおすすめ。

8-5メンタル士心理カウンセラー®

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)主催の民間資格。
心理学の基礎知識、ストレスからおこる病状、改善方法などを理解している人に認定される資格になります。
こちらの資格も受験資格に大学卒業などの基準はなく、誰でも受験できます。そのため、働いている人や子育て中の人でも通信講座などで勉強しながら受験ができます。

心理カウンセラーになるには資格取得がおすすめ!4つのおすすめ資格

心理カウンセラーに関する資格は数多くありますが、どの資格を選べばよいか悩んでしまう方もいらっしゃることでしょう。
この項目では、心理カウンセラーを目指す方におすすめの資格をご紹介します。

9-1メンタル士心理カウンセラー資格

「メンタル士心理カウンセラー資格」は心理学の基礎や症状・治療法などの知識があることを証明する検定資格です。
・心理学の基礎知識
・ストレスによる症状
・症状別の治療方法
これらを明確に理解し、心理カウンセラーとして活動するための知識・スキルが十分である場合、認定されます。
受験資格:特になし
受験料:1万円(税込)
受験申請:インターネットからの申し込み
受験方法:在宅受験・期日までに解答用紙を提出
合格基準:70%以上の評価
試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

9-2行動心理インストラクター資格

「行動心理インストラクター資格」とは、人の行動から相手の気持ちを読み解く「行動心理学」の基本知識があることを証明する検定資格です。
・行動心理の基礎知識
・行動心理学の歴史
・行動心理学をもとに考える仕事やプライベートでの行動に関する知識
・「つり橋効果」や「プラシーボ効果」の現象
・手の動きや目の動きの現象
さまざまな行動の特徴と意味を理解し、行動心理インストラクターとして十分な知識を得たと見なされた場合、認定されます。
受験資格:特になし
受験料:1万円(税込)
受験申請:インターネットからの申し込み
受験方法:在宅受験
合格基準:70%以上の評価
試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

9-3チャイルド心理カウンセラー資格

「チャイルド心理カウンセラー資格」とは、子どもにおける心理の知識と、発達段階に合わせたカウンセリングスキルを証明する検定資格です。
・子どもと親との関係
・家族構成が子どもの成長にあたえる影響とその違い
・子どもの性格やしぐさ
・赤ちゃんが泣く心理と気持ちの動き方
・会話が与える親子関係への影響
・小学校低学年から中学校にかけての発達と心理
・ギャングエイジや反抗期などの接し方
子どもの心の発達や成長、人格形成にかかわる知識を理解し、適切な助言ができると見なされた方が認定されます。
受験資格:特になし
受験料:1万円(税込)
受験申請:インターネットからの申し込み
受験方法:在宅受験
合格基準:70%以上の評価
試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

9-4福祉心理カウンセラー資格

「福祉心理カウンセラー」とは日本メディカル心理セラピー協会が主催する資格試験です。
・発達・認知・言語・行動の障害
・精神疾患の知識
・介護の知識
・施設利用者の家族へのサポート
・医療機関の知識
これらの知識を理解したうえで、福祉の幅広い知識を生かしサポートや助言ができると見なされた方が認定されます。
受験資格:特になし
受験料:1万円(税込)
受験申請:インターネットからの申し込み
受験方法:在宅受験
合格基準:70%以上の評価
試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

今からでも取得できるおすすめ資格

心理系の資格取得なら、働きながらや子育てをしながらでも習得できる資格がおすすめです。
働いていたり、子育て中の方が大学や大学院に通うのは現実的ではないですよね。しかし、そんな人でもあきらめないでほしいです。
難易度が高そうな心理系の資格でも取得可能な民間資格から取得していきましょう。
通信講座などを利用すれば誰でも勉強ができるのです。

10-1通信講座で取得可能のメンタル心理インストラクター®がおすすめ

数ある心理系の資格の中でも特におすすめはメンタル心理インストラクター®の資格になります。
民間資格であるメンタル心理インストラクター®の資格であれば、大学などに行く必要はありません。
受験資格はすべての方にあり、勉強方法も在宅でできる通信講座を利用すれば働きながらでも、子育てをしながらでも取得を目指せるからです。
メンタル心理インストラクター®の資格であれば専用の通信講座も用意されているので安心です。

心理カウンセラー資格のメンタル心理インストラクター®資格はこちら
https://www.jpinstructor.org/shikaku/mentalshinri/

通信講座のおすすめはこの2つ

通信講座のおすすめはこの2つ

メンタル心理インストラクター®の資格取得ために誰でも学べるおすすめの通信講座は「資格の諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクール」になります。
どちらの講座も自宅にいながら勉強できるのでとてもおすすめです。

11-1メンタル士心理カウンセラー®W資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

最短2カ月ゆっくり勉強しても6カ月で、「メンタル士心理カウンセラー®」、「メンタル心理インストラクター®」の2つの資格が取得可能です。
講座は「基本講座」と「スペシャル講座」の2つが用意されています。

講座の種類 受講料 期間 特徴
基本講座 59,800円 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削5回
試験に合格で2つの資格取得可能
スペシャル講座 79,800円 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削5回+卒業課題1回
試験免除で2つの資格取得

スペシャル講座なら添削5回と卒業課題の提出で試験が免除され2つの資格が取得できます。

メンタル士心理カウンセラー®資格取得講座
諒設計アーキテクトラーニング
メンタル士心理カウンセラー®W資格取得講座

11-2心理カウンセラー資格・メンタル資格取得講座 | SARAスクール

SARAスクールでも「メンタル士心理カウンセラー®」と「メンタル心理インストラクター®」の2つの資格が取得ができます。
こちらも「基礎コース」と「プラチナコース」の2つのコースが用意されています。

講座の種類 受講料 期間 特徴
基本コース 59,800円 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削5回
試験に合格で2つの資格取得可能
プラチナコース 79,800円 6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削5回+卒業課題1回
試験免除で2つの資格取得

初期費用を安く始めたいなら「基礎コース」がおすすめ。確実に2つの資格を取得したいなら「プラチナコース」を選ぶと良いでしょう。

心理カウンセラー・メンタル資格取得講座
SARAスクールジャパン
心理カウンセラー・メンタル資格取得講座

心理カウンセラー志望の方からよくある質問

心理カウンセラーを志望したい方が抱える疑問として、心理カウンセラーになるまでの期間や収入、業務の負担などがあります。
この項目では、心理カウンセラー志望の方からよくある質問をご紹介します。

12-1心理カウンセラーになるまでに何年かかりますか?

募集要項を確認し、資格が必須ではない仕事であれば、すぐにでも心理カウンセラーになれます。
ただし、心理カウンセラーとして企業に採用されたり、独立して集客したりするなら、実績や専門知識は必須です。
また、職種によっては医学・心理学系の学部で学んだ経験やカウンセラーとしての実務経験を問われることもあります。
たとえば、産業カウンセラーであれば一般企業や公的機関(学校・役所など)でのカウンセリング経験や、臨床心理士であれば医療機関での実務経験などが挙げられます。
すぐに提示できる実績がない場合、短期間で取得できる民間資格を取ることがおすすめです。
正しい知識・スキルの証明材料となるため、仕事につながりやすくなるでしょう。

12-2心理カウンセラーはどのくらい収入が得られるの?

職種や職場によって大きく変わるため、一概にはいえません。
厚生労働省が発表している、令和4年時点での「ハローワーク求人統計データ」によると、求人賃金(月給)の全国平均は23.3万円です。
実際に得られる収入とは異なる可能性があるため、あくまで目安として参考になさってください。
なお、収入についての詳細は「心理カウンセラーの給料・年収・収入」をご覧ください。

12-3心理カウンセラーの仕事はきつい?

人の気持ちと向き合う仕事であるため、心理カウンセラー自身が安定していないときついと感じる場合があるようです。
このことから、第一に自分の体調へ気遣うことが欠かせません。
ストレスや気分の落ち込みを感じたとき、ストレスをうまく切り替える行動ができる方は、心理カウンセラーに向いているといえるでしょう。

まとめ

心理カウンセラーになるには、通信講座や大学への進学、独学などの手段があります。
生活環境や心理カウンセラー資格を取得する目的に応じて、手段選びをするとよいでしょう。
中でも、通信講座はプロが監修する教材と学習カリキュラムにより、初心者でも資格取得を目指しやすい作りになっています。
さらにSARAスクールジャパンのプラチナコース、諒設計アーキテクトラーニングのスペシャル講座を選ぶことで試験免除を受けられるほか、2つの資格取得が可能です。
心理カウンセラーになりたい!とお考えの方は、ぜひご検討ください。