ゆがみ矯正インストラクター資格

整体師に向いている人の特徴10選!求められるスキルも合わせて徹底解説

記事作成日:2024.09.09
「整体師に向いている人・向いていない人の特徴は?」
「整体師に求められるスキルが知りたい」
上記のようなことでお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、整体師に向いている人・向いていない人の特徴や求められるスキルなどを詳しく解説します。
整体師に興味を持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
整体師に向いている人の特徴10選!求められるスキルも合わせて徹底解説

目次
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整体師に向いている人の特徴10選

ここでは、整体師に向いている人の特徴をご紹介します。
特徴は以下の通りです。
1.人と接するのが好き
2.体力に自信がある
3.人の役に立ちたい・喜ぶ顔が見たい
4.コミュニケーションスキルが高い
5.新しい知識や技術を学ぶことを楽しめる
6.柔軟な対応が得意
7.整体やセラピーを受けるのが好き
8.スポーツ好き・経験者
9.向上心がある
10.ストレス耐性がある
一つずつ詳しく解説していきます。

1-11.人と接するのが好き

人と接するのが好きな方は、整体師に向いています。
コミュニケーションの中で、お客様の悩みをしっかり理解することが求められるからです。
例えば、整体院やサロンでは、お客様がリラックスできる環境を提供するのが何よりも大切です。施術中にお客様のお悩みや困りごとに寄り添うことで、信頼関係が築けるでしょう。
また、お客様に心地いいと感じてもらえれば、リピートにも繋がります。
人と接するのが好き、接客を楽しんでできる方は、整体師に非常に向いていると言えるでしょう。

1-22.体力に自信がある

整体師は、肉体労働なので体力が必要です。
施術は全身を使って手技で行うため、身体に負担がかかるからです。
整体師は、ほとんどの時間を立ちながら手や指を使って施術を行います。また、心身の悩みを抱えるお客様に対しては、体調だけでなく精神面でもサポートが求められます。
自身の体力に自信があり、常に笑顔で振る舞うことを意識できる方は、整体師に向いていると言えるでしょう。

1-33.人の役に立ちたい・喜ぶ顔が見たい

整体師は、お客様に対して献身的な姿勢が必要です。
「お客様の笑顔が見れると嬉しい」「人の役に立ちたい」といった献身的で奉仕の精神が大切だからです。
例えば、整体師がお客様の悩みや不安を丁寧に聞き取り、施術に反映させることができれば、お客様の満足度は上がり、笑顔を見せてくれるでしょう。また、お客様の精神的な不安が体の不調として表れることも少なくありません。これらを理解し、施術に反映させられれば、お客様は安心感や信頼感が得られるでしょう。
人の喜ぶ顔を見ると自分も嬉しくなる方や、奉仕精神があり高いモチベーションを持って取り組める方は、整体師の仕事に向いています。お客様の心身を癒すことができるこの仕事で、達成感を得られるでしょう。

1-44.コミュニケーションスキルが高い

コミュニケーションスキルも、整体師にとって重要です。
お客様の悩みに応じて、しっかりと話を聞き、これから行う施術内容を分かりやすく説明する能力が必要だからです。
来院されるほとんどのお客様は、身体に不安や不調を抱えているため、話すだけでも緊張が和らぐこともあるでしょう。お客様の話に丁寧に耳を傾け、お客様に寄り添うことで信頼関係が深まります。普段から人から相談されやすい方は、こうしたコミュニケーションスキルを自然と発揮できるでしょう。
人の話を聞くのが好きで、安心感を与える雰囲気を持っている方は、整体師として大きな強みにできます。コミュニケーションスキルは、お客様に信頼される整体師になるための重要な要素です。

1-55.新しい知識や技術を学ぶことを楽しめる

整体師には、常に学び続ける姿勢も求められます。
人体は一人ひとり異なり、様々な理由で不調が起こるからです。
例えば、お客様によっては「根本的に体調を改善したい」「今の症状を緩和したい」などそれぞれ異なる悩みを抱えています。それぞれのお客様に適した施術を提供するためには、常に新しい知識や技術を学び続けることが重要です。また、整体・セラピー業界は日々新しい情報や技術が発信されているため、それを敏感にキャッチし、取り入れる努力も必要と言えるでしょう。
新しいことを学ぶのを楽しめて、積極的に自己研鑽に励む意欲がある方は、整体師に向いていると言えるでしょう。

1-66.柔軟な対応が得意

整体師には、お客様の悩みに対応できる問題解決能力が求められます。
お客様それぞれが抱える不調や悩みは異なるからです。
例えば、お客様が腰痛を訴えている場合でも、その原因や症状は人によって異なります。お客様の状態や悩みをしっかりと把握し、柔軟に考えることができれば、その場で施術内容やプランを調整できるでしょう。
お客様の状態に応じて柔軟に対応できる方は、整体師に向いています。柔軟な問題解決能力を持つと、お客様に最適な施術を提供し、信頼関係を築けます。

1-77.整体やセラピーを受けるのが好き

普段から整体やセラピーの施術を受けている方も、整体師として向いていると言えるでしょう。
お客様の気持ちを理解しやすいからです。
例えば、自分自身が腰痛を和らげるために整体を受け、効果を実感していれば、お客様により具体的に説明できます。また、施術の内容をイメージしやすいように伝えられると、お客様も安心して施術を受けられるでしょう。さらに、定期的に施術を受けることで、自分自身の新たな発見や学びを得られ、成長に繋がります。
普段から整体の施術を受けるのが好きな方は、お客様に寄り添った施術ができるでしょう。

1-88.スポーツが好き・経験者

自分自身がスポーツをやっている、もしくは経験者の方も整体師に向いています。
スポーツをしている方がケアを目的に訪れることが多いからです。
スポーツ経験者であれば、怪我の痛みやリハビリの過程を自分で体験している場合が多いです。その知識や経験を基に、お客様の悩みや不安に寄り添った施術が可能です。また、経験者でなくても、スポーツが好きで、知識が豊富な方でしたらお客様に適切な施術を提供できます。
スポーツが好き、経験者であれば怪我やリハビリなどの自分自身の経験や知識を活かして、お客様へ適切な施術ができるでしょう。

1-99.向上心がある

整体師には、常に向上し続ける意識が必要です。
常に新しい知識を取り入れ、技術力を高める必要があるからです。
人体や施術に関する知識は日々進化しており、新しい技術や情報を自ら積極的に取り入れる必要があるからです。
例えば、常に新しい技術や情報を自ら積極的に取り入れていると、「病院に行ってもなかなか身体の不調が改善しない」といったお客様にも、その都度最善の施術を提供できるでしょう。常に新しい知識や技術を取り入れていると、より効果的なアプローチを提案することができ、お客様の信頼を得やすくなります。
常に新しい知識を学び続け、技術力を高める意欲のある姿勢がある方は、整体師に向いています。

1-1010.ストレス耐性がある

整体師には、ストレス耐性も重要です。
様々な人と接する仕事なので、対応方法を誤るとクレームが発生する可能性があるからです。
例えば、ストレス耐性が高ければ、お客様からクレームを受けても精神的な影響を最小限に抑え、冷静に対処することができるでしょう。一方で、ストレス耐性が低いと、クレームが発生した際にモチベーションが低下し、施術に集中できなくなるなど、業務に支障をきたすことがあります。
ストレス耐性がある整体師は、クレーム対応にも強く、安定したパフォーマンスを維持できるでしょう。

整体師に向いていない人の特徴3選

整体師に向いていない人は以下のようなことが挙げられます。
1.臨機応変な対応が苦手
2.コミュニケーションが苦手
3.ストレス耐性がない
4.体力に自信がない
ここでは、詳しく解説していきます。

2-11.臨機応変な対応が苦手

整体師は、お客様の要望に対して臨機応変に対応する必要があります。
お客様一人ひとり、要望や身体の状態は異なるからです。
例えば、お客様から「施術を追加してほしい」「前回の施術と少し変えてほしい」といった要望の変更がある場合もあります。その場で施術内容を再考し、適切な施術を提案することが求められます。
お客様からの様々な要望に応じて柔軟に対応できると、お客様からの信頼を得ることができるでしょう。臨機応変な対応力は、整体師として非常に重要なスキルです。

2-22.コミュニケーションが苦手

整体師は、優れたコミュニケーションスキルが必要です。
整体師は多くの接客の機会があるからです。
お客様の要望を正確にヒアリングするための「聴く力」や、施術内容やアドバイスをわかりやすく伝える「説明する力」が必要です。また、年齢や世代が異なるお客様でも円滑にコミュニケーションを取ることで、信頼関係が深まり、施術の効果も高まるでしょう。
お客様の変化や様子を観察し、適切なコミュニケーションを取り、整体師としての接客スキルの向上を目指しましょう。コミュニケーションスキルは、円滑な接客と高品質な施術を提供するために非常に重要なスキルです。

2-33.ストレス耐性がない

ストレス耐性が低い人は、整体師を仕事にするのに注意が必要です。
お客様からの過度な要望やクレームに大きく影響され、モチベーションが低下する可能性があります。
例えば、クレームが発生するたびに大きく落ち込んでしまうと、施術に集中できなくなり、業務に支障をきたすことがあります。嫌なことがあるとすぐに仕事を休んだり、最悪の場合退職を考えてしまうような人は、整体師としての適性が低い可能性があります。
整体師だけでなくお客様を相手にする接客業は、ストレス耐性が重要です。まずは自分自身のコンディションを整えることが必要です。

整体師として特に求められるスキル

整体師として特に求められるスキルは以下のようなことが挙げられます。
・解剖学と生理学の深い理解
・コミュニケーションスキル
・手技の経験値
・問題解決能力
・経営の知識
・思いやり
ここでは、上記について詳しく解説していきます。

3-1解剖学と生理学の深い理解

整体師には、解剖学と生理学の深い理解が必要です。
身体の構造と機能を深く理解することで、症状の原因や改善方法を把握できるからです。
例えば、解剖学と生理学の知識があれば、痛みの原因が筋肉、関節、または神経に由来するかを判断し、それに応じた最適な施術方法を選択することができます。
身体の構造と機能に関する知識を深めることで、整体師はより正確で効果的な施術を行うことができ、お客様の信頼を得ることができるでしょう。

3-2コミュニケーションスキル

お客様とのコミュニケーションは、施術の成果に大きな影響を与えます。
コミュニケーションスキルがなければ、施術の効果を最大限に引き出すことは難しいからです。
例えば、お客様の希望に沿った施術をするには、初回のヒアリングや施術中のやり取りが重要です。お客様がリラックスして施術を受けられるように、不安や疑問をしっかり解消してあげると、施術の効果も高まるでしょう。
お客様との効果的なコミュニケーションは、施術の成功に欠かせません。お客様のニーズに応えるため、コミュニケーションスキルを磨くことが、整体師としての成長に繋がるでしょう。

3-3手技の経験値

整体は、手技によって行われ、適切な圧力と技術が求められます。
効果的なアプローチを行うためには、適切な圧力と技術を使いこなすことが必要だからです。
例えば、熟練した整体師は、多くの経験を通じてお客様の状態に応じた最適な圧力や手技を選び、施術を行います。それにより、身体の不調を的確に取り除くことができ、お客様に高い満足感を提供することが可能です。
手技の経験値を上げるためには、多くの経験を積むことが不可欠です。たくさんの施術を積み重ね、不調を取り除くプロを目指しましょう。

3-4問題解決能力

整体では、柔軟な問題解決能力が必要です。
異なる状況や身体の特性に対応するためには、施術プランをその都度調整し、最適な結果を引き出すことが重要です。
例えば、お客様の状態や症状が施術中に変化した場合、その場でプランを見直し、適切なアプローチに変更することができる整体師は、より高い施術効果を提供できます。この柔軟な対応力が、お客様の満足度を向上させる鍵となります。
柔軟な問題解決能力を磨くことが、成功への道に繋がるでしょう。

3-5経営の知識

整体師では、経験や知識、技術を積むと独立開業が可能です。
開業を成功させるためには、集客やウェブマーケティングなど、経営に関する知識とスキルが重要だからです。
例えば、日ごろから集客方法やウェブマーケティングに関心を持ち、独立を目指して経営に関する勉強をしている人は、独立後に収入をアップさせる可能性が高いです。経営の基礎を身につけておくことで、安定した経営が実現しやすくなります。
独立後の成功を目指すには、経営の知識を深めておくことをおすすめします。

3-6思いやり

整体師は、お客様への思いやりが必要です。
お客様の状態を理解し感情面でもサポートしなければならないからです。
例えば、お客様の悩みに共感し、思いやりを持って接することで、お客様は居心地の良さを感じます。これにより、施術の効果も高まり、お客様の満足度も向上します。
お客様に思いやりを持って誠実に接することで、より良い施術体験を提供できる整体師になれるでしょう。整体師だけでなく、どんな職業にも当てはまる重要なスキルです。
お客様の立場に立ち、思いやりは、施術の質を高めるだけでなく、お客様に安心感を与えます。

整体師を目指す人からよくある質問

ここでは、整体師を目指す人からのよくある質問に3つお答えします。

4-1整体師はなぜやめとけと言われるの?

整体師は「やめとけ」と言われることがあります。
その理由は、以下のような理由が挙げられます。
・技術の習得までに時間がかかる
・競合が多い
・クレーム対応が大変
・年収が低い
・未経験でもなれるが転職も難しい
・人間関係が閉鎖的になりやすい
整体師としてのキャリアには多くの課題が伴いますが、上記の困難に対応できる覚悟と向上心があれば、やりがいのある仕事に成長することが可能です。また、上記のような項目は整体師だけではありません。これらの点を考慮して、慎重に検討しましょう。

4-2整体師がしてはいけないことは何ですか?

整体師は、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師とは異なる制約があります。
整体師は国家資格ではないからです。
例えば、整体師が施術を行う際、民間療法としての位置づけになるため、保険適用がされません。柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師が行える治療行為が整体師には認められていないため、その範囲で施術を行う必要があります。
整体師は、国家資格ではないため、行える施術に制限があり、保険適用もされません。
整体師を目指す際には、これらの制約を理解した上で、活動の範囲を認識することが重要です。

4-3整体師の年収はいくらですか?

整体院で働く場合、平均年収は約350万円で、月収は30万円前後が相場です。
経験年数や労働条件、雇用形態によって収入には幅があります。
・アルバイトで働く場合
平均時給は約1100円前後です。
・経験の浅い新人整体師の場合
月収は15万~20万円程度です。
一般的な新卒サラリーマンの月収である20万~25万円をやや下回ることが多いでしょう。
整体業界ではボーナス支給が少ないため、年収換算で他の業種と比べると少なく感じられることがあります。そのため、安定した収入を目指す場合、経験を積み、条件の良い職場を探すことが重要です。また、経験を積んだ上で独立する人もいます。その場合、年収の上限はなく、成功している整体師も多くいます。

整体師を目指す前に自分が向いているかどうか知ろう

ここまで、整体師に向いている人・向いていない人の特徴や求められるスキルなどを詳しく解説してきました。
整体師に向いている人と向いていない人の特徴は、それぞれ異なりますが、整体師として求められるスキルや能力は多岐にわたります。
整体の施術を行うスキルや技術は必須であり、向き不向きを考える前に、まずは整体師としての知識や技術を身につけることが大切です。
向いている人はその強みを磨き、向いていないと感じる部分がある人でも、練習や勉強を通じて克服することができるでしょう。
整体師に向いている人は、その強みをさらに発展させて、向いていないと感じる部分がある人は、専門学校での学習や資格取得を通じて不足部分を補い、必要なスキルを身につけることも可能です。
整体師の仕事に興味がある人は、自分の強みを磨き、足りない部分を補うための勉強や練習に取り組んでみましょう。