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ピラティスインストラクター資格

ピラティスインストラクターとは?資格や仕事内容を解説

記事作成日:2024.06.11
西洋のヨガとも言われているピラティス。ピラティスは、体幹やインナーマッスルと呼ばれる身体の内面を鍛えていくエクササイズです。
スポーツ選手やモデルの方などが、トレーニングの一環として積極的に取り入れてるピラティスは、身体の内側から健康な体作りへと導いてくれることでしょう。
ピラティスインストラクターとは?資格や仕事内容を解説

目次
ピラティス資格のピラティスインストラクター資格はこちら
https://www.jpinstructor.org/shikaku/pilates/

ピラティスインストラクターとは

ピラティスは自宅でも気軽に始められるエクササイズとして人気です。
そのスキルを人に伝えられるレベルに達した方が、ピラティスインストラクターとして活動出来ます。

1-1そもそもピラティスって?

ピラティスは1920年代にドイツ人のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが考案したエクササイズです。
考案者自身が病弱な身体を改善しようと、さまざまなスポーツや武術・エクササイズなどを研究、開発したことが始まりとされています。
その後第一次世界大戦時に自らが考案した、ピラティスの礎となる運動を、負傷した兵士のリハビリトレーニングなどで取り入れて始めました。
1926年に渡米したピラティス氏は、ニューヨークでピラミッドを広め、リハビリ目的だけではなく健康的な体づくりを目的とした現在のピラティスへと発展してきました。

1-2ピラティスとヨガとの違い

ピラティスは、ヨガとよく比較される傾向にあります。
また、ピラティスとヨガは動きに似通った面もあるため、同じものではないかと理解している方も多いのではないでしょうか。
そもそもヨガは、呼吸・瞑想・ポーズを組み合わせて行う「心の安定」を目的とし、心身ともに健やかに過ごせるようにするための手段と言われています。
それに対しピラティスは、始まりが「身体を鍛える」という根底の基にあります。
身体への負担できるだけ少なくしつつ、体の内側から鍛えていくことで、健康的な身体づくりへと役立つということを目的としている、それがピラティスと言えるでしょう。
また、ヨガは腹式呼吸をメインに行いますが、ピラティスは胸式呼吸を使っていきます。この点にも大きく違いが現れています。
今では、ピラティスもヨガもエクササイズの一環としての認識が高く、ヨガもピラティスと混同されてしまいがちです。
しかし、ヨガとピラティスは根底にある目的・意味に違いがあることがわかります。

1-3ピラティスの効果

ピラティスを考案したジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスは「体と心のバランスを崩す問題」について30年以上研究し、身体の回復・心の活性化・精神力の向上を目的とした自然な運動をエクササイズのメソッドを開発しました。
元は身体的に弱かった考案者が作ったものとあって、高齢者やリハビリ患者などでも簡単に、体に無理な負担をかけずに鍛えられるメリット、それがピラティスにはあります。
ピラティスは、身体の中から鍛えていくといった効果が大きく、体幹(コア)を中心に行います。
体幹を使ってインナーマッスルを強くしなやかに変えていくことで、スムーズな身体全体の動きを促してくれます。
そのため、ピラティスは体の不調やコンディション改善など、根本から働きかけられるエクササイズと言えます。
【ピラティスの主な効果】
・骨盤の歪み
・姿勢改善
・肩こり解消
・ストレスの軽減
・ダイエット効果
・運動不足の解消
・疲れにくい体へ改善

1-4ピラティスのメリット

ピラティスの始まりはリハビリ向けに行ったということもあり、エクササイズの中でも運動経験が比較的少ない方や体力がない人でも簡単に始められるもののひとつです。
ヨガで行う「腹式呼吸」は副交感神経に働きかけてリラックスした状態で行うものです。
それに対して、ピラティスの胸を膨らませて行う「胸式呼吸」は、交感神経に働きかけて行う呼吸法です。
これはエクササイズの効果を高め、より良い状態で行うことへ繋がります。
有酸素運動は、毎日行うことが理想的とされています。しかし、ピラティスの場合は週1回からでも継続して行うことで徐々に身体のコアの部分が安定し鍛えられていきます。
ピラティスは継続して行うことで身体の柔軟性がアップし、基礎代謝の向上へと導いてくれるます。そのため、運動が苦手な方でも無理なく行うことができるエクササイズです。
ピラティスを行った後は体を動かした達成感や充実感を感じることができるのもひとつのメリットです。
気軽に始められるピラティスですが、その効果が高いのことも魅力であるエクササイズではないでしょうか。

1-5ピラティスの種類

ピラティスを行う方法は主に2つあります。

マットピラティス

マットピラティスはヨガと同じようにマットを使用して行います。自分の体重を負荷にしてポーズを行います。
マットピラティスでは道具を使用して行う場合もあり、その動きもさまざまです。道具の特徴を生かして、鍛えたい部分を集中して行うのに活用できます。

ピラティスに使用する道具

ピラティスボール
直径20cm程度の小さなボール
ピラティスサークル
リング上になっているハンドルのようなものでサイドにクッションがついている道具です。
セラバンド
ゴムのように伸びるバンドで、カラー別に強度が違います。負荷が選択できるので自分の力に合わせたり、運動初心者でも低負荷で取り組むことができる道具です。
フォームローラー
凹凸がついている筒状のエクササイズ道具です。

マシンピラティス

マシンティラピスは、ピラティス考案者によって開発されたピラティス専用の機械を使って行います。
専用器具で自分へかける負荷を変えられるので、器具の調整により正しく身体を刺激して鍛えられます。
この専用マシンにも種類があり、用途別に使用できます。

リフォーマー
ピラティスマシンの中でも代表的なマシンで、ベッド型になっています。寝ている状態でできるので初心者でも安心してできるピラティスマシンです。
キャデラック
横になり安定した体制でスプリングにより負荷をかけインナーマッスルを鍛えていくマシンです。
バレル
スプリングを使用せずカーブを利用して上半身に使用することが多いマシンです。
チェアー
椅子型のマシンで、体幹を安定させながら腕・足の筋力強化に効果のあるマシンです。

ピラティスは他にも、ボディメイクをメインにしたピラティス・高齢者向けピラティスカリキュラム・マタニティピラティスなど、目的に合わせてピラティスも変化し効果もさまざまです。

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ピラティスインストラクターになるには

ピラティスインストラクターになるには

このように、一言でピラティスといっても身体のみで行う場合だけではなく、実は色々な道具やマシンを駆使しながら行うエクササイズと言えます。
ピラティスインストラクターとして活躍するために、資格取得は絶対に必要なことではありません。
しかし、ピラティスの効果を最大限に発揮するためにも、ピラティスを正しく行うには、身体の知識や実践の経験なども必要になってくると言えます。
最近では動画配信やリモートレッスン、個人でのプライベートレッスンなど活躍できる場もとても増えています。
自宅や動画で自分で簡単に行えるからこそ、指導する側のインストラクターは正しい知識を学び、それを実践していく必要があると言えます。
正しい知識の元で行わないと、ピラティスの効果どころか身体を痛めてしまうといったことも懸念されるからです。
ピラティスインストラクターは、正しいのピラティス方法を実践と知識の両方の面からしっかりと得ていることが、活躍する上で必要な条件とも言えるでしょう。

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ピラティスインストラクターの仕事内容と活躍分野

動画配信を見ながら自分でピラティス行ってみたり、リモートレッスンを受講している方など、自宅で気軽にピラティスを実践している方も多いのではないでしょうか。
では、ピラティスインストラクターとして活躍できる場や具体的な仕事内容にはどんなことがあるのでしょうか。

3-1スタジオでの活躍

ジムやフィットネススタジオなど、ピラティスレッスンを取り入れている場所はとても多くあります。
仕事帰りにジムやフィットネススタジオに寄ってリフレッシュしてから帰宅する方も多く、一定の需要も望めます。
ピラティススタジオなどで活躍しているインストラクターは、未経験からでも講座などを受けて知識やレッスン方法を指導者として学び、活動のための基礎が身につけられます。
スタジオと連携して取得できるインストラクター資格もあり、初心者はスタジオでスキルや実践が学べるようになっています。

3-2個人インストラクターとしての活躍

個人のインストラクターは資格取得後、実践や指導の経験を積み、独立してピラティスインストラクターとして活躍も可能です。
自分でスタジオを立ち上げたり、業務委託をしていろいろなスタジオへピラティスインストラクターとして赴いている方もいます。
ピラティスはマットを使用したものや、マシンを使用したもの、他にも需要に合わせてさまざまな種類があります。
年齢を選ばず気軽にできるエクササイズのため、高齢者施設やリハビリ施設などでの需要もあり、今後の活躍も期待できるでしょう。
自身のスタイルのピラティスを極めることで、ピラティスインストラクターとしての需要の幅はさらに広がることでしょう。

3-3動画サイトやオンラインレッスンでの活躍

自宅でも気軽に始められるとして人気のピラティス。近年はスタジオでの勤務や自分のスタジオを開設することなく、インストラクターとして活躍できる場が動画サイトやオンラインレッスンで可能と言えるでしょう。
オンライン講座を開設して活躍しているピラティスインストラクターの方も多く、初期費用も配信の設備を整えることで可能なので、より身近にピラティスインストラクターとしての活躍も可能でしょう。

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ピラティスインストラクターに向いている人

ピラティスインストラクターに向いている人

ピラティスは理論や体系などが確率されている部分が多く、メソッドに沿った内容で実践できます。
ピラティスの基本をしっかり学ぶことがインストラクターとして活躍するのに有効といえるでしょう。
・ボディメイクに興味がある
・指導が得意な人
・活発な人・体を動かすのが好き
・体型維持など努力を惜しまない
・練習を欠かさない
・誰かの役に立ちたい
・人と関わることが好き
・専門性を持った活動ができる

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ピラティスインストラクターの代表的な資格

ピラティスインストラクターとして活躍するために実際に資格は必要ありません。
資格で一番信頼のあるものは国家資格ですが、ピラティスインストラクターとしての国家資格は存在しません。
ピラティスの指導者として資格を取得するには、民間団体によるピラティスインストラクターの資格試験を受けることになります。
ピラティスインストラクターとして活躍を目指す方は、資格取得が優位に働く場面が多くあります。
スタジオ勤務や業務委託などの就職や業務に、ピラティスインストラクターの資格を持っていることは、ピラティスを行うことへの信頼を得るために役立つ傾向にあります。
ピラティスはメソッドが確立している分、正しい知識を得ていることを証明するためにも資格取得は実質マストな選択とも言えます。
ピラティスインストラクターの資格取得の際には、ピラティスを通してどのように生かしていきたいのか、ピラティスインストラクターとしてどのように仕事をしていきたいかなどを考えていく必要があるでしょう。

5-1ボディメンテナンス系ピラティス資格 IBMA認定ピラティスインストラクター

美容やヘルスケアなどのボディメンテナンスに特化したピラティス資格が取得できます。
ピラティスだけではなく、ヨガ・パーソナルトレーナーなどでも通用するボディメンテナンス全般の知識の取得が可能です。

5-2世界で通用するピラティス資格 basi pilates

アメリカ最大のピラティス教育団体です。全国6都市でピラティススタジオを展開しているスタジオ系列でインストラクター養成講座を解説していて、海外でも通用するピラティス資格です。

5-3目的に合わせたピラティス資格 BESJ(Body Element System Japan)

ダンサー用のピラティスやピラティスを行う方の年齢を選ばず、医療的な要素を多く取り入れた体づくりやリハビリなどに活用しやすい資格です。
ダマットピラティスの資格を得てからマシンピラティスの資格も学べます。

5-4ピラティスの基本知識の証明できる資格 ピラティスインストラクター

ピラティスの効果について正しい理解や基本的な体の動かし方、実践スキルなどがある方に認定される資格です。
初心者〜個人に合わせたピラティスやピラティスエクササイズの種類、エクササイズ後のストレッチまでのスキルが必要です。講師活動にも生かしていける資格です。

おすすめの資格取得方法

ピラティスにはマットやマシンエクササイズ意外にも種類があります。そのため効果や目的も変化します。
資格取得には、すでに持っている自分の知識がその資格取得に合っているのかを考えることも重要です。
資格取得に際して一定の知識がある場合に、試験だけを受けられるものと、資格取得に直結した講座の受講を必要とするものもあります。
ピラティスインストラクターの資格は民間資格です。運営母体によって得られる知識や講師として活躍できるのかなど、条件もさまざまです。
自分の学びたいものなのか、取得したいものかを見極めましょう。

おすすめの資格

一定の知識をすでにお持ちであれば、さらに資格取得はおすすめです。
ピラティスインストラクターして活躍のための基礎がしっかりと身につく資格なので、取得して損はないでしょう。

8-1ピラティスインストラクター | 日本インストラクター技術協会認定資格

ピラティスについて、一定の知識や基本的なことが身についている方が得られるものであり、教室の開催や講師活動などピラティスインストラクターとして証明できる資格はこちらです。

ピラティス資格のピラティスインストラクター資格はこちら
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おすすめの資格講座

ピラティス初心者でも安心して学び、資格の取得とピラティスインストラクターとして活躍できる資格講座はこちらです。

8-1ピラティスセラピストW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

通信講座で「ピラティスセラピスト」と「ピラティスインストラクター」の2つの資格取得が同時に可能。自宅から最短2ヶ月で取得できます。

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8-2ピラティス資格取得講座 | SARAスクールジャパン

プラチナコースでは短期間で確実に資格取得が可能。
卒業課題の提出後に認められると「ピラティスセラピスト」と「ピラティスインストラクター」の2資格が試験免除で資格取得を実現できます。

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