お米資格は、食に関わる方全般におすすめの資格です。
そのなかでもとくに、以下の方は資格取得のメリットが大きいといえるでしょう。
<お米資格を取得するメリットの大きい方>
* 給食製造や保健教育など、食育に関係するお仕事の方
* お米の製造・販売に携わっている方
* 農協・行政のご担当者さま
* お弁当やおにぎりなど、ご飯の商品開発・製造に携わる方
* お米の仕入れ・販売を担当する方
* ごはんやお米についての知識を深めたい主婦・学生の方
お米資格を取得し、より活躍の場を広げ、豊かな食卓を実現できる知識・技術を身につけましょう。
お米資格を取得したいと考えたときには、「自分でもチャレンジできる資格はなに?」「身につけられる知識はなに?」など、さまざまなことが気になるはずです。
そこで、お米資格を4種類と、それぞれの「資格の目的・概要」「資格で問われる知識」をご紹介します。
白米ソムリエ®は、日本インストラクター技術協会が認定するお米資格です。
1年に複数回実施されているうえ、在宅受験ができるため、忙しい方でもチャレンジしやすい資格といえるでしょう。
また、受験資格が設けられていないため、はじめてお米資格にチャレンジする方にもおすすめです。
白米ソムリエ®を取得すると、お米に関するさまざまな知識を身につけられます。
お米を生活にうまく取り入れる知識や技術があることを証明するものであり、取得できれば、カルチャースクールでの講義・料理教室での指導など、活躍の場が広がるでしょう。
日ごろの食卓をよりよいものにしたい方や、「副業として、料理教室を開きたい」「講師活動をはじめたい」と考えている方にメリットの大きいお米資格です。
白米ソムリエ®資格の取得に必要なのは、お米に関する幅広い知識です。
資格取得の際に問われる、主な内容をご紹介します。
<白米ソムリエ®で問われる知識>
* お米とはなにか・お米の種類・美味しいお米の条件
* お米の健康効果
* お米を使った美容食品や美容製品
* お米とダイエットの関係性・ダイエット方法
* お米とダイエットと血糖値
* お米を使った料理(チャーハン・ガパオライス・ジャンバラヤ・米粉パンなど)のレシピに関する知識
設問に解答して70%以上の評価を獲得すれば、認定を受けられます。
受験費用は、税込みで1万円です。
詳しくはこちら:白米ソムリエ®
お米ソムリエ®は、日本安全食料料理協会(JSFCA)が認定するお米資格です。
前述した「白米ソムリエ®」と同様に、1年間に複数回実施され、在宅で受験できます。
こちらも受験資格が設けられていないため、はじめてお米資格へチャレンジする方にもおすすめです。
お米ソムリエ®は、「白米ソムリエ®」と同様に、お米に関する広い知識を有していることを認定する資格です。
日常で役立つ知識から、化粧品に関する知識まで習得できます。
学生・主婦の方から、飲食店・販売業・商品開発に従事する方など、多くの人に取得するメリットのある資格といえるでしょう。
お米ソムリエ®で問われる知識として、主に以下の項目が挙げられます。
<お米ソムリエ®で問われる知識>
* お米の種類・栄養素・美容効果・カロリー・健康効果
* お米の炊き方
* 発芽米と酵素米
* 米とファイトケミカルについて
* 米酢の効果
* 米の洗い方・炊き方・保存方法
解答に70%以上の評価を得られれば、資格の認定を受けられます。
受験費用は、税込み1万円です。
詳しくはこちら:お米ソムリエ®
ごはんソムリエは、公益社団法人日本炊飯協会が認定するお米資格です。
資格試験がおこなわれるのは、1年に1度のみです。
2日にわたる講習・実習を受講したのち、筆記試験と食味試験を通過すれば認定を受けられます。
応募できるのは、上記の講習・実習・試験の受講が可能で、日本語の理解ができる方としています。
スケジュールが確保でき、お米に関する興味のある方全般におすすめの資格です。
ごはんソムリエ資格の目的は、ごはんに関する知識の普及・啓発です。
ごはんのよさを見直し、米の消費と食料自給率を上げることを目的としています。
この資格を取得すると、「お米や炊飯技術の知識」「美味しいごはんを評価する検査方法」「最適な食味検査がなにかを選び抜く知識」などを習得できます。
そのため、とくに食料品としてのお米に興味がある方・毎日の食卓に活かしたい方・食品製造に関係する会社への就職を希望している方におすすめの資格といえるでしょう。
ごはんソムリエの認定試験で問われる内容として、主に以下のものが挙げられます。
<ごはんソムリエで問われる知識>
* 米に関する幅広い知識
* 炊飯の科学・技術に関する知識
* ご飯の栄養
* 衛生管理に関する知識
* 官能検査の方法
* 食味検査の知識
資格取得にかかる費用は、受講・受験料で5万2,370円(税込)、認定登録料で1万470円(税込)が必要です。
ただし学生の場合は、上記の費用が半減されます。
詳しくはこちら:ごはんソムリエ
お米マイスターは、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が認定する資格です。
この資格が発足したのは、規制緩和がおこなわれ、お米の販売制度が大きく変わった2002年です。
規制緩和により、誰でも自由にお米の販売ができるようになり、米の偽装や品質低下・農家の米離れなどさまざまなトラブルが生じました。
そのため、美味しいお米の見極め方や炊き方・ご飯食のすばらしさを対話で伝える必要性が高まり、資格認定が始まりました。
上記のような背景があることから、応募資格は以下の通り定められており、プロ向けの資格といえます。
<お米マイスターの受験資格>
1. 米穀の届出事業者のうち小売業を営む者及びその家族、従業員。
2. 米穀小売業に5年以上従事されている方。
3. 本会団体会員(米穀小売組合等)に加入されている方又は本会一般会員の方
※その他、日米連理事長が、とくに必要と認めた方。
引用:お米マイスターを取得するには[佐藤4]
取得すれば、お米の専門家として認定され、講師として小学校で特別授業をすることも可能です。
認定試験は、国内3か所で1回ずつ開催されています。
お米マイスターで求められる人材像は、以下の2つです。
<お米マイスターで求められる人材像>
* お米に関する広い知識を持ち、米の特性・ブレンド特性・炊飯特性を見極められる人材
* 米の特徴を最大限に活かした商品づくりを行い、その米のよさを対話で消費者へ伝えられる人材
お米の博士号とも呼べるこの資格を取得すれば、プロ中のプロとして活躍できるでしょう。
またお米マイスターには、「三ツ星お米マイスター」と「五ツ星お米マイスター」があり、このうち五ツ星お米マイスターを獲得できれば、日米連のサイトに店名・取得者名が掲載されます。
より美味しいお米を求める多くのお客さまに、信頼とともに自店へ足を運んでもらえるようになるでしょう。
お米マイスター(三ツ星お米マイスター)で求められる知識は、主に以下のものが挙げられます。
<お米マイスターで求められる知識>
* 米の品種特性と新形質米について
* 精米技術について
* 店内レイアウトと接客マナー
* 米の栄養とご飯食の効用・関係法令など
三ツ星お米マイスターでは、上記の知識を筆記試験で確認されます。
この認定を受けられれば、五ツ星お米マイスターへのチャレンジが可能です。
五ツ星お米マイスターでは精米技術・接客技術などをチェックされるため、個別面談試験となります。
三ツ星お米マイスターの受験料は、1万3,200円です。
詳しくはこちら:三ツ星お米マイスター認定講座
お米資格を取得したいと考えている方のなかには、「和食関連の資格も取得したい」方も多いのではないでしょうか。
資格を取得してお米に関する深い知見・技術が得られれば、和食の世界で活躍できるでしょう。
お米資格とともに取得しておくのがおすすめの資格には、以下のものが挙げられます。
<ともに取得するのがおすすめの資格>
* 和食ソムリエ®
* 日本料理ソムリエ®
* 日本料理プロデューサー
* 和食検定
* 和食アドバイザー検定
上記のうち、「和食ソムリエ®」「日本料理ソムリエ®」は、通信講座で取得できます。
お米資格とあわせて、取得しておきましょう。
お米資格取得の勉強法には、「公式テキストを使う」「通信講座を活用する」この2つの選択肢があります。
公式テキストがある場合は、受験の申し込み後にテキストが送付されるケースが多いです。
「事前にテキストを購入し、相性をみてチャレンジするか決める」ことができないため、注意しましょう。
ここまででご紹介した資格では、「ごはんソムリエ」と「お米マイスター(三ツ星お米マイスター)」が公式テキストありの資格となります。
「お米ソムリエ®」「白米ソムリエ®」は、公式テキストや過去問が公開されていないため、通信講座を活用する必要があります。
通信講座を活用するなら、「諒設計アーキテクトラーニング」や「SARA school JAPAN」がおすすめです。
それぞれ詳しくご紹介します。
「諒設計アーキテクトラーニング」では、「お米ソムリエ®」「白米ソムリエ®」双方の資格を取得できます。
この通信講座は、「通信講座わかりやすさ第1位」「通信講座品質評価第1位」「資格取得者が選ぶ通信講座第1位」を獲得した実績があるため、安心してはじめられる教材です。
また「諒設計アーキテクトラーニング」では、「お米ソムリエ®」「白米ソムリエ®」に関して、講座を2種類用意しています。
通信講座で学習したのち、各自受験して資格取得を目指す「基本講座」と、課題をクリアして卒業するだけで2つの資格を同時取得できる、試験免除型の「スペシャル講座」です。
すぐ・できるだけ確実に資格を取得したい場合は、「スペシャル講座」を選ぶのがおすすめです。
各コースの受講費用・受講期間などは、以下の通りとなっています。
受講料 | 受講期間 | 添削回数 | セット内容 | |
---|---|---|---|---|
基本講座 | 5万9,800円(税込) | 6か月(最短2か月) | 5回 | 受講証 受講マニュアル 完全攻略テキスト2冊 練習問題集/解答用紙 練習問題解答集 模擬試験/解答用紙 模擬試験解答集 添削課題/提出用解答用紙 質問用紙 封筒 |
スペシャル講座 | 7万9,800円(税込) | 6か月(最短2か月) | 5回+卒業課題1回 | 受講証 受講マニュアル 完全攻略テキスト2冊 練習問題集/解答用紙 練習問題解答集 模擬試験/解答用紙 模擬試験解答集 添削課題/提出用解答用紙 質問用紙 封筒 |
上記の表を見て、「基本講座のほうが2万円も安くてお得!」と思った方がいらっしゃるかもしれません。
しかし基本講座の場合、受講後に自身で試験を申し込み、認定試験を受ける必要があります。
「お米ソムリエ®」「白米ソムリエ®」の受験料でそれぞれ1万円(合計2万円)がかかることを考えると、「スペシャル講座」を選ぶほうがおすすめです。
忙しい方・できるだけ確実に資格取得できるコースを選びたい方は、スペシャル講座を選んでください。
詳しくはこちら:諒設計アーキテクトラーニング お米ソムリエ®W資格取得講座
「SARA school JAPAN」でも、「お米ソムリエ®」「白米ソムリエ®」双方の資格を取得できます。
この通信講座は、女性に多く選ばれているのが特徴です。
「通信講座顧客満足度第1位」「通信講座対応満足度第1位」「女性が選ぶ通信講座第1位」を獲得しており、「通信講座って、わからないことがあったときにきちんと対応してもらえるのか不安」とお思いの方も、安心して受講できます。
「SARA school JAPAN」では、コースに「お米基本コース」「お米プラチナコース」の2種類があります。
どちらを選んでも最短2か月で受講を完了できるため、「就職活動に備えて、スピーディに取得したい」「できるだけ早く資格取得して、昇進に役立てたい」場合におすすめです。
受講にかかる費用・期間などは、以下の通りです。
受講料 | 受講期間 | 添削回数 | セット内容 | |
---|---|---|---|---|
お米基本コース | 5万9,800円(税込) | 6か月(最短2か月) | 5回 | ガイドブック 受講証 受講カード 学習テキスト01 学習テキスト02 練習問題集/解答 模擬試験/解答 添削課題(5回分) 質問用紙 封筒 |
お米プラチナコース | 7万9,800円(税込) | 6か月(最短2か月) | 5回+卒業課題1回 | ガイドブック 受講証 受講カード 学習テキスト01 学習テキスト02 練習問題集/解答 模擬試験/解答 添削課題(5回分) 質問用紙 封筒 卒業課題 |
初期投資をおさえたい方はお米基本コースを、スピーディな資格取得を目指す方はお米プラチナコースを選ぶのがよいでしょう。
ただし、お米基本コースを選んだ場合、別途受験料でそれぞれ1万円が必要となる点にご注意ください。
詳しくはこちら:SARA school JAPAN お米資格取得講座
お米資格を取得した方々の感想を、上記の通信講座のページからご紹介します。
資格取得者の感想としては、「学ぶのが楽しかった」「いまの生活に活きている」などの生き生きとしたコメントが多いです。
ぜひあなたもお米資格を取得し、資格取得者の仲間入りをしてください。
お米資格は、学生・主婦の方から行政・食品メーカーの方まで、幅広い方にとって取得するメリットの大きな資格です。
資格を取得すれば、日々の食卓・就職活動・商品開発・講師活動など、活動の幅を大きく広げてくれるでしょう。
主なお米資格には、「白米ソムリエ®」「お米ソムリエ®」「ごはんソムリエ」「お米マイスター」があります。
このうち「お米マイスター」はプロ向きの資格ですが、そのほかは、初心者もチャレンジできる資格です。
ぜひお米資格を取得し、よりよい生活・より理想的な仕事を獲得してください。